【 7.11 日録 】
今日は朝早く出る。たかが8時過ぎ出発、だけどこれが辛い、前夜は早めに寝るのだけど憂鬱。リタイヤしたら逆に早起きしたくなるのだろうか。本来、朝型を指向している人間のつもりだが、長年の習慣は変えられない。早起きが嫌なのではなく、朝はゆっくり過ごせないと嫌なのだと思う。8時過ぎに具沢山の味噌汁、生卵半分、ほんのちょっとの白米を入れる。(165文字)
9時半に局に着き、収録の準備に立ち合う。出演者のメイク、昼食待ちで予定よりスタートは遅れるがインからアウトまでは1時間ちょっとで3本分の収録を終える。モニターに映るミヤネ屋では元首相在りし日の映像を橋下徹が語るという地獄のような絵柄。そそくさと退出して、大阪城公園から外回りで大正駅へ向かう。駅近の銭湯三光湯で現の汗を流す。先週の木曜日に続きなぜか2回目。ここは刺青率が高い。いま流行りのタトゥーとかではない立派なやつを入れたおじさんたち。40代とおぼしき刺青さんが湯から上がり、脱衣場でいっしょになる。着ているものはグレーのスラックスとさわやかなブルー系のカッターシャツ、ネクタイを締めて、市役所の職員のよう。まさか倶利伽羅紋々の人とはつてい思えない。僕なんぞよりよほど真っ当な印象。何をしている人なのだろう?(356文字)
大正駅改札でA部氏と合流。氏はあごの骨が不調で固いモノを食べるのに不安があるとのころ。僕は胃腸の消化機能に一抹の不安、トシをとれば不安がいろいろ出てきますね。木曜日にここいいかも?と目星をつけておいた焼きとんの立ち吞みへ行く。開店したばかりで口開けの客となる。関東には焼鳥ならぬ焼きとんの店が多いが、関西は少ない。最近、都心の高架下や下町あたりにある店を模したこの手の焼きとん屋が大阪市内でも散見されるようになった。ときどき食べたくなるモツ煮やハラミやシロ、しまちょうなどの焼もの、ビールやホッピー、ちょっとした東京出張気分になれる。(267文字)
サッポロ赤星(自分で冷蔵庫から出す)で始める参院選のうさばらし。テレビではCSのプロ野球番組が流れている。バラ軟骨の煮こみ(300円)、焼きもの2種(計4串で600円)、白モツ豆腐(300円)などで始める。A部氏はトマトキムチや台湾風酢豚などの変わり種を注文。飲んでいると地元の爺さまがご来店。「テレビこれ見てる?」と大相撲中継を所望する。そうか、昨日から名古屋場所だ。ほどなく別の爺さまで外から椅子を持ちこみながらご来店。その手もあるのか。いつのまにか爺さまが3人、ぼくらを入れて5人になっていた。3爺は大相撲に夢中。椅子持ち込みの爺さまはとにかく熱い。「〇〇!(力士名)まわしは離すな!ぜったい離したらアカンで。ああ…あああああああ!あかん」この店、老舗の皮をかぶってはいるが開店して10年も経っていない。伝統は一夜にして作られる?(367文字)
食べログで見たときは白モツ豆腐やバラ軟骨の煮込みには葱がたっぷりかかっていた。出てくる一品に葱の気配もない。ネギ入れ放題との情報もあったが…。ネギが高騰しているせいだろうと推測する。ネギ嫌いのA部氏には朗報であった。飲みながらこの店で独酌するときのメニューを考えた。まず瓶ビール大(推定500円)、飲み物はこれだけでいい。それと白モツ豆腐(300円)、焼とん三種盛り(400円)で推定1200円セット。
焼きトンを楽しむ緑のストライプ暖簾の 大正『乃ノ家』 : 立ち呑みダイエットの日々
上記のブログは今は亡き立ち吞みブロガーののりピーさんがこの店を訪れたときのもので、日付が2018年になっている。(300文字)
もう一軒、大通りを渡り、向かいのなじみのあるエリアへ。立ち飲みの名店「さのや」へ。いつもは満員の店が空いていた。日本酒に鮪の造り、本来はこっちから始めたかったな。さすがにトシヨリ二人組、二杯飲んだらもう入らない。しばし、大正駅前の飲み屋エリアを散歩して腹ごなしする。乃々家の本店なる大バコ店がある。いいな、ここ。久々のA部会でもしましょうか。(2020年3月以来してない)(184文字)