ときどき思う。
人間はいずれ死ぬ。
生まれてくる場所を選べないのと同じでどう死ぬのか、たいていの人は選べない。
自分はどうゆうふうに死ぬのだろうか?
心不全、脳溢血、動脈瘤破裂、交通事故、滑落、溺死、焼死、轢死、圧死、中毒死…
毎日少しずつ微熱が続いてじわじわと体力が失われていく難病に罹る。
あるいはALSや、血液やリンパの癌。
とんでもない箇所が癌に冒されて苦しみ続ける。
健康であっても道を歩いていてつまづいて、そのまま道路に飛び出す。
呆けて徘徊して、側溝に落ちる、海に落ちる。
すべて可能性はあるし、すべて選択不可。
そう思って想像するのをやめる。
賢明だ。
ボーマン(ガス溜まり胃痛)が一ヶ月出なかった。
クリスマスに苦しんで以来、ずっと胃腸の状態を意識して過ごしてきた。
続けたのは、夜9時以降は食べない。朝早くにはがっつり食べない。
漢方薬(六君子湯)を飲む。ボーマンの兆候を感じたら一食抜く。
それくらいだろうか。
一泊以上の旅はまだしていない。
旅行中に夜遅くに飲み食いして、朝からがっつり食べるのは避けよう。
とりあえず、まず2022年1月はノーボーマンで過ごしたい。
隔日ペースでジョギング。
きょうは夙川河口付近に鴨が群れていた。
いつものオナガではなく青首と言われるマガモの牡が集まっている。
オスの頭がきれいな緑色になるのは繁殖期、それが終わるとエクリプスと呼ばれる地味な冬羽になるらしい。茶色のメスと区別がつかなくなる時期があるのだ。
今までもマガモを見ていたけど、ひょっとしたらエクリプスだったので気づかなかった?
いまは冬なのに繁殖期なのかな?
どういう生態なのか、オス同士とメス同士が間隔を空けて群れている。
なんだか中学生の教室みたい。
互いに噂話をしてるのだろうか。
これも繁殖期と関係があるのだろう。
オナガは海や海に近いエリアが縄張りのようだ。
今日はミニ番組の2本チェック。
ポスプロ編集のスタートが後ろになって出社も遅め。
大阪マラソンの会議があることを聞いていなかったので参加せず。
セルジオに校正の手伝いを頼む。
朝ジョグでマガモを見たからではないけど、夜は鴨南蛮。
天神橋3丁目の「一想庵」で蕎麦酒とする。
何度も書いているがこの店の蕎麦だしは江戸風の濃い色。
塩辛くはなくカツオの出汁がよくきいていて鴨肉や海苔に合う。
鴨南蛮や花巻蕎麦がおいしい。
そのまま大阪駅まで歩く。
泉の広場から地下にもぐる。
コロナ前にリニューアルされた泉の広場奥の飲食街を歩く。
「わすれな草」も肥後橋からここに移転してからは一度も来たことがない。
混んでて、いつも並んでいるので足が向かない。
あのカレーリゾットだけでも食べたいのだが。
調べたら無休で午前11時からやっているので一度行ってみようかな。
成城石井に立ち寄る。
グレンリベットのファウンダースリザーブを買う。
韓国版の「ジョゼと虎と魚たち」でジョゼが空き瓶の香りをかいでいたスコッチだ。
グレンリベットは通常のシングルモルト12年と18年は飲んだことがある。
ザ・マッカランに近い果実の味がするおいしいシングルモルトウイスキーだ。
ファウンダースリザーブはノンエイジもので比較的安価なこともあり、ジョゼ虎に触発されて飲んでみたくなった。
帰宅後、オンザロックで一杯だけ飲んでみた。
香りは少なめだけど、重厚で、かつスムース。
飲みごたえある美味しいスコッチでした。
これで税込み3000円ちょっとなら、たまにはいいな。
一杯だけのつもりが…2杯飲んでしまった。
禁を破って9時ちょっと過ぎていた。