きょうから十日戎。
我が家はここ十年くらいの恒例できょう9日の宵戎の朝早い時間に行く。
(9日は宵戎、10日が本戎、11日が残り福)
えびす神社の総本社西宮神社へは徒歩圏内で、元旦の初詣もここでした。
きょうは8時過ぎに自転車で行く。
コロナで屋台が制限されているので駐輪スペースに余裕がある。
ことしも去年のつつがなく恵比寿詣でを済ませて帰宅する。
いやあ、何をもって商売繁盛なのかは不確かなれど、御利益は十分に享受しております。
昨日トラックバックさせてもらったブログ「還暦の向こう側の住人」の方からコメントをもらう。
ブログの写真にはいつも湘南の海が映っている。
あまり馴染みはない場所だがその写真を見ながら思い出すこともある。
最初に行ったのは学生ヨットレースの取材だった。
レースが行われたのは葉山とか逗子とかだったか。
藤沢のビジネスホテルに泊まって、江ノ島を初めて見た。
モノレールみたいなものが市内を走っていて驚いた。
まだ若かったのでその土地の歴史とか文化には興味がなかった。
若かったということは僕の場合はアホだったということと同義であります。
いま藤沢を訪れたらいろいろと歩き回るだろう。
それもそれで疲れるのだが楽しいに違いない。
江ノ島へも歩いて渡りたい。
(もしかして渡ったことがあるのかもしれないが…)
次に行ったのは鎌倉だった。
これは一人旅の目的地として鎌倉を選んだので記憶にある。
大仏にも長谷寺にも由比ヶ浜にも行った。
40を過ぎていたがユースホステルに泊まったことも覚えている。
ブログ主の方は地元は平塚から大磯あたりのエリアのようだ。
箱根駅伝3区の湘南大橋から松並木のあるあたりと認識している。
平塚には陸上の実業団と学生対抗競技会の中継の仕事で一泊した。
商店街には七夕の飾り付けがあった。
あれは今世紀のことだったか、前世紀のことだったか。
陸上競技にもあまり興味の無い頃だった。
ものごとに自分のセンサーが反応しないとつまらない記憶しか残らない。
残念なことだけど若い頃にあれもこれも反応していたら身体も脳ももたないかもと思う。
個人のキャパにもよるけど、僕は脳みそが弱いので無理だったと思う。
テキトーに流して生きてきた。
小田原は通過しただけだけど箱根湯本の駅近くにある温泉へ行ったことがある。
温泉にハマってた頃で嵐山光三郎さんのガイドブックを読んでわざわざ東京から小田急で行った。
「かっぱ天国」という温泉だったか、季節は5月で、気持ちいい湯だった。
東京出張で延泊したのだ。
いま住んでいる阪神間も湘南のように外海ではないが海に近いのでなんとなく親しみがある。
湘南は潮騒が聞こえるだろう。
ここは、大阪湾、しかも人口島に囲まれた入江のような海なので波音は聞こえない。
昔は垂水海岸あたりも波の打ち寄せる音を聞くことが出来た。
いまは埋め立てられて波打ち際に家はない。
近いうちに波打ち際で潮騒を聞きながら眠ってみたいなと思う。
今日も走らず、休養日とする。
夕方に今年初の市立あしや温泉へ行く。
やっぱり大量の湯と天然温泉は極上の心地。
夕餉は天ぷらと蕎麦。
それだけで最高な一日でした。
*きょうもフォトダイアリーで。