ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/12/20 Mon. 名古屋 伏見「大甚」にて

日記の更新が停滞しているので、メモ代わりに写真を3枚アップしておく。

12/20(月)は午後から近鉄特急「ひのとり」で名古屋へ行く。

翌日、刈谷の実家で旧塩田家の納骨壇の更新などの相談をする予定で、その前泊。

いくつか仕事にならない仕事を抱えていたので久々にMacBook持参です。

この機会に行きたかった名古屋伏見の名居酒屋「大甚」に出陣、至福の独酌を愉しんだ。

酒は加茂鶴の熱燗二合徳利、つまみは衣かつぎ(里芋)と激シブな初老の晩酌。

もちろん料理はそれだけで終わらなかった。

ほろ酔いで大須観音まで散歩、テレビ塔を経てホテルへ戻る前に山本屋を見つけた。

味噌煮込みうどんで〆る。

 

  居酒屋で飲むのもすきだが、
  外からちらりと眺めるだけ、
  これもたいそうすきである。
  格子窓のむこう、
  またはお客が帰りぎわにがらりと空けた扉のその奥。
  すでに夜の帳が降りて暮れなずみ、
  いっぽう店の中にはオレンジ色のぬくい灯りが
  あまねく降り注ぐ慈雨のように充ち満ちている。 

         平松洋子「風景の一部になりにゆく」

 

「外からちらりと眺めるだけ」もいいけど、たまには入ってしまいたい。

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あこがれの「大甚」 開店から満員必至の名酒場です。

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衣かつぎと二合徳利 あこがれの晩酌

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一階が満席で二階の小上がりで。悪くない居心地。