腹にいちもつを抱えたまま、というのは、何か企みがあることを指すが、
なんの企みもないのに、腹にいちもつを抱えている 感覚が残る。
かつては、好きなものを好きなだけ食べ、酔っ払うまで飲んだ。
腹一杯になって、ああ腹がはち切れそう、と笑いながら苦しんでいた。
自らの消化機能を疑うことはなかった。
もちろん、飲みすぎたら吐いたし、食べ過ぎたら胃が痛んだ。
けど、慢性じゃなかった。
食が細くなることもなかった。
遠い日を懐かしむ。
嘆くべきは他にもある。
先日、丹後大学駅伝で天橋立へ行った。
笠松公園ではインサート用の映像を撮るカメラマンと助手だけを登らせて、駐車場で待った。
そのとき「いつかは展望所から天橋立を観たいな」と思った。
ところが今日、Facebookの「8年前のこの日」にこんな写真が表示された。
これ…傘松公園からの天橋立ではないか。
キャプションに「日本三景 撮影の下見中」とある。
行ってるやん。(笑)
映画を見始めて数分経って「あ、これ観たことあるわ」とか、
読み始めて半分くらいきたら「あ、読んだことあるわ」とか。
これを単にボケてきた ととるか、あるいは二度楽しめてお得だね ととるか、
検索が困難なほど膨大な容量のファイルが蓄積されてきたと己のキャリアを誇るか。
確かに近年、あ、ここ以前にも来たことあるわって案件が増えている気がする。
日記を書いてなかったらそのままスルーしそうで、それもいいのか悪いのか。
とにかく「空き容量が足りません」なのだ。
今日は近江の坂本あたりまで遠出して日吉大社の紅葉🍁を愛でようかと思ってた。
けど、今日は祝日、勤労感謝の日で紅葉の名所はどこも混むだろうなと思い留まる。
駅伝中継仕事の疲れも残ってるし今日も休養日とする。
午前中、図書館からの帰り道、夙川沿いの桜やケヤキが赤く染まっていた。
これでいいじゃん。
午後にホットウイスキーでも持ってベンチで読書もいいなあ。
この特等席が空いてるかどうか?ですが。
図書館へ行く。
ヒロがSF小説の大作「三体」を読んでいて、予約していた「三体2」の下巻を借りる。
物理学の描写が難しそうで僕は早々にギブアップしたがヒロは読み続けている。
面白くなってきた そうだ。
僕は彼女のあらすじを聞いて読んだつもりなっている。
いま、進行中なのは「高瀬庄左衛門御留書」とKindleの「偶然の聖地」
「リリアン」や「修羅走る・関ヶ原」は待機中。
図書館のエッセイの書棚でランダムにひとつかみ。
目についた軽い読みものを借りる。
帰宅して珈琲を飲みながらパラパラ。
よしもとばなな、吉田修一、湊かなえ、まどみちお、スティーブン・キング。
小説の箸休めに一編ずつ読む。
そうか、よしもとばななは両親を亡くして気がつけば五十半ばか。
湊かなえは武庫女で、阪神大震災のときは甲子園のアパートに住んでいたのか。
どこかで会ってたかもしれないな。
今は淡路島在住だとか。
吉田修一は長崎出身だったのか。
詩人で画家のまどみちおさんが100歳で書いたエッセイ、面白い。
夙川の桜の紅葉に続き、夕方は自転車散歩で芦屋浜の住宅地で紅葉狩り。この道も街
樹は三色彩道と同じアメリカ楓、トウカエデ、プラタナス(鈴懸)など赤く色づく葉
鮮やかです。
晩秋、もう落ち葉の季節です。
自宅から自転車散歩圏内の紅葉並木を巡りたかったが、日が落ちるのが早い。
打出のケヤキ並木、西宮浜の桜並木も見ておこうと思ったが光がないので回避。
明日か、あさって浜甲子園のメタセコイアの並木へ行ってみよう。