六十代になれば人生を達観してるはず。
二十代の頃、いや四十代くらいまでは六十代の人を見て確実にそう思っていた。
そういうわけじゃないかな…? って疑い始めたは五十代になってからで、
ホントに自分がそうなってみたら、んなわけねえやろ って思った。
六十代のメンタルがこんな感じだなんて誰も教えてくれなかった。
でも、フィジカルは違うね。(笑)
もちろんフィジカルはメンタルに多大な影響を及ぼしてはいるのは実感している。
とにかくここ数年の肉体の衰えには愕然としてます。
脳、目、耳、歯、歯茎、心肺機能、消化機能、浄化機能、排泄機能、足腰…。
どれも致命的ではないけれど、じわじわ、そして確実に後退していく。
そして、もう元には戻らない。
てなわけで、今日は朝からかかりつけ医の定期診察でした。
きのう電話したが予約がとれなかったので待合でひたすら待つ。
読みたい本があったので苦痛ではない。
9月に採血した。
血糖値は104、ヘモグロビンA1cは6.2と基準値に収まっている。
糖尿病持ちにとって(僕にとって)夏は鬼門だが、なんとか乗り切った。
インシュリン注射も、内服薬もなしでこの数値をキープ出来たらいい。
肉体が衰えていくということは当然内臓機能も衰えていくということ。
すい臓がヘタってインシュリンを出せなくなることもあり得るのだ。
そのときは…、そのときか。
血圧は122-80、血液酸素濃度は99 と悪くない。
今回も採血をする。
診察代と薬代を合わせると5000円超。
かかりつけ医には一ヶ月に一度と言われているけど2ヶ月に一度しか行かない。
月2500円ほどならそれほど負担にならない。
帰宅して昼ごはんを食べて、いろいろとやろうと思ってたことがあるのだが…。
配信で高校サッカーやJFLの試合を見たり、乗換案内で広島や山口の鉄道旅のシミュレーションをしたり、夕ごはんのときに話題になった安達太良山への旅はいつだったか?その時に泊まった温泉はどこだった?日記を検索したりしていたら一日が終わってしまった。
ダメな一日だったな。
でも、映画「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」で主人公の父親が言う。
確か、しあわせになるための3つのアドバイス。
タイムマシンなんてなくても人はシアワセになれる。
それは…
・日々を普通に生きること。
・つまらないと思った一日があったら、その一日をもういちど振り返ってみること。
考え方や見方を変えるとまんざらでもない時間が流れているはず。
・未来から来た人間だと思って今を大事に生きること。
きょうは2つめの教えが有効だ。
つまらないと思った一日があったら、その一日をもういちど振り返ってみること。
考え方や見方を変えるとまんざらでもない時間が流れているはず。
病院へ行った。
血糖値、血圧、血中酸素濃度は良好だった。
秋晴れで街場の紅葉が美しい。
小説を150ページほど読んだ。
昼ごはん食べた秋刀魚、夕ごはんに食べたリゾットが美味しかった。
そういうことか。
ずっと自宅にいたのに鼻水やくしゃみがやたらと出る。
典型的な鼻炎、あるいは風邪の兆候。
思えばコロナ禍では、通常の風邪(寒冒)になることもなかった。
うがい、手洗い、マスク、それと緊張感はそれなりに有効なのだろう。
そろそろ弛んできたなということかもしれないが、2年近くも緊張は続かない。
ひさびさに早めのパブロン、ではない、エスタックイブを2錠飲んで暖かくして寝る。
あしたはちゃんとやることをやろう。
あさっては三色彩道へ行ってみよう。
負け試合は忘れよう。