ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/10/17 Sun. Day1 十四年ぶりの飛騨高山

キロ3分だろうが、6分だろうがずうううううっと同じペースでマラソンを走れない。

そのペースが速かろうと遅かろうと、だ。

それと同じで、ずうううううっと同じペースで日常を過ごすことは難しい。

だから、忙しなく働いて、ときにゆったり過ごしたり、強弱 メリハリがあっていいのだ。

日本には(今のところは)ちゃんと四季があって季節が変わるたびに人はペースを上げ下げする。

日記もちゃんと毎日それなりの分量を書ける時期もあれば、特に理由もなく書けない時期もある。

マラソンで給水に立ち寄ったらトイレに行きたくなって順番を待ってる。

待ってるうちに数十人に抜かれて、ま、いいか  と佇んでる。

ふたたび走り始めるときに同じペースはなかなか難しい。

そんな感じ。

気分転換にブログのデザインを変えてみよう。

飽きたらまた元に戻すかも。

 

10月半ば、17日から19日は飛騨高山に2泊した。

初日は飛騨高山から飛騨古川を歩き、2日目は天生湿原と籾糠山、3日目に白川郷を歩いた。

大阪から高山に直行するワイドビューひだ号で昼過ぎに到着。

空気がぐっと冷たい。秋を通り越して初冬の気配だ。

高山駅の変貌に驚く。

無理はない。前回高山に来たのは槍見館で泊まった14年前の2007年だ。

ホテルに荷物を預け、市内を軽く散策。

久々に「寿美久」で蕎麦を食べる。

日曜日なのでそれなりに観光客はいたが、ま、それなりに、でした。

今回はひだねこを連れてきた。

2000年の6月、槍穂高縦走をした記念に高山で購入したのだ。

売られていた高山市内の「玉屋」に里帰り のつもりだったがすでに玉屋の看板はなく、

ギャラリーになって、ねこグッズの民芸品を扱う店ではなかった。

店構えはそのままだったので記念写真を撮る。

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2時半の普通電車で飛騨古川へ行く。

市内の瀬戸川に大きな鯉が泳ぐ。

独身時代に飛騨古川ユースに泊まったことがある。

この駅からバスでさらに山奥へ行った記憶がある。

(記憶は曖昧なもので。手書きの旅日記を見たら古川ユースは飛騨細江というさらに

富山側の駅から徒歩15分とあった。バスに乗る必要はなかったのだ。)

古川の市内はバスしてしまったが、ここも高山に負けず趣のある街並が残っている。

今はアニメ映画「君の名は。」の聖地として有名らしい。

地元の造り酒屋で「蓬莱」純米酒を買う。

時間があったので駅の反対側にある市立美術館へ行く。

飛騨出身の二人の日本画家の展覧会をゆっくりと愉しむ。

ふたたび高山市内に戻り、ホテル高山温泉桜庵へチェックイン。

貸し切り露天風呂に入り、駅で買ってきた牛肉弁当と「蓬莱」で晩酌。