起きたら昨日よりもぐったり疲れていた。
久々の運転疲れ、移動疲れがいつものように遅れて出たか?
夜のパソコン作業の眼精疲労か? あるいはボーマンのせいか?
とにかくボーマンは朝になったら収まっていた。
そのかわりに目が痒い。
昨日の夜、作家の髙橋三千綱氏の訃報にふれる。
高橋三千綱さんが死去 芥川賞作家「九月の空」(共同通信) - Yahoo!ニュース
食道がんと肝硬変、享年73でした。
作家としてフォローしていた人ではないが、学生時代に短編をいくつか読んだ。
「退屈しのぎ」と「グッドラック」本棚に短編が収められた単行本が2冊あった。
氏も若く、作品も若く、僕も若かった。
描かれている世界か、主人公か、舞台かにあこがれを抱いたのだと思う。
その2冊は還暦を越えるまで本棚にあった。
2冊とも表紙の絵柄も憶えているが、去年の終活断捨離で処分してしまった。
「読み返す?」「読み返すことはないね」と自問自答しての結果。
どうしても読みたくなったら図書館もamazonもある。
(今回、調べたら上記の2冊とも西宮図書館にはなかった!)
短編はサンフランシスコに住む若者、たぶん高橋氏本人、が主人公で
ストーリーは全く憶えていない。
どこか中央線沿線、吉祥寺とか高円寺とかに住んでるのと同じ感覚で
アメリカ西海岸の暮らしが描かれていたように思う。
ウエストコーストと中央線沿線がダブる?
なんで?と思う。
1970年代後半から1980年代始め、大学生当時の極々個人的な思いこみでした。
ケーブルカーが走る急な坂道と丘の上から見える海。
この小説群によって改めてサンフランシスコという街に憧れを抱いた。
そこから当時のサンフランシスコにまつわる記憶がよみがえった。
映画「サンフランシスコ物語」(原題 inside moves)1980年公開
自殺に失敗して歩行困難になった青年が身体障害者たちの中で生きることに目ざめてゆく姿を描く青春映画。監督は「スーパーマン」のリチャード・ドナー。トッド・ウォルトンの原作を基にバリー・レビンソンとバレリー・カーティンが脚色。出演はジョン・サベージ、デイビッド・モース、ダイアナ・スカーウィッド、エイミー・ライト、ジャック・オレーリーなど。
1980年製作/アメリカ 原題:Inside Moves 配給:日本ヘラルド
1980年当時のことなので、なんでこの映画を見ようと思ったのかは忘れてしまった。
ストーリーまである程度記憶に残っているのはそれなりに感動したからだろう。
イーグルスの THE LONG RUN が出て、そればかり聴いていた。(もちろんLP)
その中の名曲「言い出せなくて」が劇中に使われていたことも思い出す。
もしかして雑誌Hot-Dog PRESSのコラムがおすすめ映画として紹介してたような気もする。
正確には舞台となったのはオークランドの下町でサンフランシスコではなかった。
「オークランド物語」では引きがないもんね。
もしかして眼鏡堂氏なら知ってるかな?と深夜にLINEしてみたら、朝に返信が届いていた。
知ってる人いました!(笑)
しばらくINSIDE MOVES と80年代の話を盛り上がる。
予告動画のリンクが送られてきた。
すぐに見て返信する。
「ああ、懐かしい。あのころの映画だ。ジョン・サベージは戦争映画によく出てたような。ジェリー役のデビッド・モースはまだ若くてスリムで、後年にルーク・トンプソンを見た時に「あ、デヴィッド・モースだ!」と。イーグルスの曲は「言い出せなくて」切ない歌でした。ああ、あのころに帰りたい。」
夏の朝の楽しいひとときでした。
そういえばノベライズか原作かわからないけど文庫本を持っていたはず。
文庫は捨てたりしないので探したが見つからない。
表紙は憶えている。
こんな表紙だった。
ダーティーハリーやスタスキー&ハッチ(確かベイ・シティ警察)やこの映画で知った街を
僕も1993年と1995年、ともに10月に旅をして、仕事で2004年に立ち寄った。
思い出のサンフランシスコです。
お昼は大事をとって昨日の残りスープでチーズリゾット。
一夜スープを寝かせたせいもあってか、これが絶品。
ボーマンの効用?
昼過ぎに出る。
駅までの途中にサイクルベースあさひに寄る。
買いもの自転車の色とバスケットをチェックする。
楽しい。
5日ぶりの大阪、5日ぶりの出勤。
もろもろ雑事を済ませて7時過ぎに帰宅。
夜も大事をとってあんかけ鶏卵うどん。