7月初旬に注文していておいた自転車を引き取りに行く。
今年に入ってから、ずっと欲しくてネットで調べてあれこれと迷って、迷うことを楽しんだ。
スイス製のブルーノから、英国のラレー、ブリジストンやミヤタ、無印良品などなど。
映画やドラマにちらっと映りこむミニベロを調べては値段やデザインをチェックした。
その行為そのものを楽しんだ。
楽しむのもそろそろ飽きてきたなと思った頃に注文した。
入荷するのに一ヶ月くらいかかるとのこと。
その間にGIANTのロードバイクのタイヤを新調した。
自転車ライフ最高の走り心地に感動、生涯ベストバイクだと思った。
これでいい。
おそらく30年選手のGIANTのフレーム寿命がくるまで乗ったら満足。
GIANTが乗れなくなったときに僕が元気だったら次を考えたらいい。
なーんて惚れこんでGIANTに乗って一ヶ月過ごした。
そうだ、ミニベロを注文してた!
芦屋のレフトから連絡があったので晴れ間を狙って引き取りに行った。
20インチの小口径バイク。
スチール製のバスケットをつけて35000円と格安でした。
日本のメーカーだけど、made in China です。
手元でシフトチェンジできる6段変速。
バスケットつきなので両脚のセンタースタンドが欲しかったが在庫がないそうな。
乗ってみた。
知ってはいたけどサイズが小さい。
GIANTはホリゾントチューブが510mmだが、これは460mm。
小回りが効くのはいいが、姿勢がどうもしっくりこない。
他のメーカーでもこの手のミニベロは410mmとか420mmとか小さい。
僕も身長167㎝と小柄なので適正サイズなのだけど乗り慣れていない。
レンタサイクルならいいけどずっと乗るにはどうなのか。
前に買ったロードレーサーの京都のヴィゴーレもサイズが小さくて後悔した。
本当に欲しかったのはこれじゃなかったかもしれない。
通勤、運動、街乗り用にGIANT、これはバスケットがないのでバックパック必須。
旅行、デイキャンプ、輪行にブロンプトン。
3台目に求めていたのは…。
・夜、プールへ行く、朝、プールへ行く。
・サンダル履きで乗れる。
・トートバッグだから前かご必須。
・オートライト必須(ダイナモは重くなるし乾電池式は持って行くのを忘れるし)
・変速は要らない。
・雨の日にカッパを着て駅まで通勤できる。(泥よけ必須)
・雨を厭わず駐輪できる気安さ。
・できればフラットバーハンドル。
・できれば重くない方がいい。
だったら、重かったけどセルジオに譲ったブリジストンの10年選手でよかったのでは…?
またひとつ愚行録が増えてしまった。
さてどうするか?
しばらくは夜のプール用にミニベロを使ってみよう。
思えば、GIANTもブロンプトンも自分にとってベストサイズだったのかと納得した。
それがわかっただけでもいいか。
というか、そんなのとっくにわかっておいて、次に活かせよ。
と愚行は繰りされる。