雨はいつまで降り続く。
甲子園もきょうで3日連続の中止となる。
僕の記憶にもニッポンのお盆休みがこんな空模様だったことは一度もない。
少なくともお盆休みというものを認識し始めてからは、ない。
空を恨んでも仕方ない。
どうせ雨なら東京みたいに涼しくなればいいけど、関西は蒸し暑いままだ。
コロナも含めて今はこんな歌を口ずさんで乗り切ろう。
適当に手を抜いていこうな ぼちぼち好きなようにやんな
終わりなき道の道中は 予期せぬことばかり
ほんと、予期せぬことばかり。
まさに人生は別件で成り立っている。
自分で切りひらくという教えをあざ笑うかのように。
amazonビデオのModern Love シーズン2の第二話を観る。
35分という短さだけどシーズン2はいっきに観ずに一日一話、味わいながら観る方針。
「夜の少女と昼の少年」“The Night Girl Finds a Day Boy”
私はほとんど吸血鬼。朝8時か9時にベッドに入り、夕方4時か5時頃起き出す生活。最初のデートはたいてい夜だから大丈夫だけど、そのうち、いろいろな問題が出てくる。睡眠相後退症候群で完全夜型生活の女性と、正反対に規則正しく日の出とともに目覚める男性の恋愛を描きます。
舞台はニューヨークのようだ。
“The Night Girl Finds a Day Boy” というタイトル、夜型少女(三十代?)が昼間の少年を見つける
ボーイミーツガールもの、先に声をかけたのはボーイですから。
男性はアフリカンアメリカンで小学校の教師、女性はアジアと欧州のハーフでナイトクラブの受付。
一話目はアイルランド郊外が舞台だったが、二話はシーズン1にあったような都会の恋愛ドラマ。
二人の行く末を案じながら、あっという間の35分でした。
最後は相手を認め合ってのハッピーエンド。
このひとつハードルを越えた寛容さがこのドラマシリーズ貫かれたスピリッツです。
14日は台風のような天候。
雨は本降り、止むと風が強まり、大粒の雨が風に乗って舞う。
雨が弱まったので歩いて近所の眼鏡市場へ眼鏡を引き取りに行く。
Tポイントカードを忘れて二往復する。
風がビニール傘が壊れそうになる。
我が家のおやつ焼きそばは日清焼そばが定番だった。
マルちゃん正麵の焼きそばが出たので試してみた。
生麺を超える?くらいもちもちして本格派、旨い!
でも、日清焼きそばは日清焼そばで別ものだからね。
肩の凝らないものを観ようとamazonで見つけたスパイサスペンス「ハンナ」を観る。
主演はシアーシャ・ローナン、「レディー・バード」を観たときに、ウォッチリストに入れのだろう。
2011年公開で「ブルックリン」より4年以上前、彼女は15歳くらいだろうか。
声が可愛くて幼いのでもっと下に見える。
シアーシャ・ローナン、幼き日のアクション映画です。
「つぐない」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンが、同作のジョー・ライト監督と再びタッグを組んだサスペンスアクション。フィンランドの山奥で元CIA工作員の父に戦闘技術を徹底的にたたき込まれて育った16歳の少女ハンナは、ある任務のためヨーロッパを旅立つ。しかし、父のかつての同僚でCIA捜査官のマリッサがハンナを執ように追跡する。父親役でエリック・バナ、ハンナにまつわる秘密のカギを握るマリッサ役でケイト・ブランシェットが共演。
2011年製作/111分/G/アメリカ 原題:Hanna 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
透明感、吸い込まれるような青い眼、あどけなさと同居する色気。
「アンモナイトの目覚め」でケイト・ウィンスレットと演じた大人の秘め事を思い出す。
シアーシャ・ローナンの他にもエリック・バナやケイト・ブランシェットなど豪華キャスト。
2009年にリメイク、キャストを変えてamazonのドラマシリーズになっているらしい。
この「ハンナ」映画としては…?
シアーシャ・ローナンのアクションは悪くないと思うが、設定についていけないのと、
盛り上げの構成がなんだかな?って感じ。いつくかの場面で見どころはあったのだが。
最初にハンナがCIAの基地の拉致されて逃亡するあたりの描写はいい。
それが前半にあり、それ以降は超えるシーンはなかった。