寝る前に本を読みながら焼酎のロックを2杯飲んでしまった。
ちゃんと眠れなかったせいだろう。
なかなか身体も頭も目覚めない。
本来、疲労回復に使うべきところをアルコールの分解と暑さへの対応(体温調節)に充てられる。
わかっちゃいるのに…。
ときどき、こんなふうに顕著に発現すると思い知るのだ。
たまらず午前中からデスク下で昼寝してしまう。
ご自愛を、と自分に言おう。
昼ごはんに起こされる。
食欲がない。
ご飯を少し残す。
せめて、たまっていた日記を埋めていこう。
僕自身、旅行に出ることにはさして抵抗はない。
ヒロは少しだけ気後れがあるみたいだが、それほどナーバスではない。
僕も彼女も同じなのはちょっとしたためらいがあるだけで十二分に楽しめないかもという懸念だ。
ウイルスへの恐怖心ではなく人の心。
コロナ禍とは別に障害になっているのが夏の暑さ。
どこへでもいける。
でも、日本の夏の暑さというのは野外活動に向いてないよね。
一年で一番ツライ。
尻込みする。
2000m以上の高所へ行けばいいのだが…。
なんて書いていて条件とかよりも自分がめんどくさがってることに気がつく。
暑いし、なんか世間の目もあるし、今年はスルーするか、となる。
単に動くのが面倒くさいのだ。
若いときはあしたから一週間、涼しい上高地でキャンプするか、と思い立つと
次の日にちゃっちゃと準備して、ザックを担いで出かけていた。
これがトシをとることかと改めて思う。
身体を守ってメンタルが制御してしまう。
やったことがあるイベントは予想がついて、こんなもんだと達観する。
やってことのないイベントは不安が先立つ。
たとえば一週間、高原で過ごすというシンプルな夏のアイデアがなぜ実行出来ないのか?
やっぱヒロの同意を得るのがめんどくさいのかな。
全般的に行動するためのエネルギー不足、つまり出力が足りないのだ。
えい!と始めてしまえば意外と簡単かもしれない。
さて、2021年の夏、どう過ごす?
編集の準備にきょうも出社しよう。
と思っていたが午後の暑さに尻込みする。
あしたにしよう。
今日の体調では暑さに負ける。
つくづくいい身分だと思う。
夕方、涼しくなる6時前に図書館とさくら夙川の駅へ行く。
まだ途中の「城塞 下」を借り直そうとするも借り手がついていた。
3月から読み始めてまだ読み終えていない。
さくら夙川でICOCAの履歴を調べる。
15日に5000円チャージしたのに21日に残高不足になった。
調べると…特におかしな支払いはない。
単に6日間マジメに通勤したせいだ。
620×6=3720円、他にコンビニでもいくらか使っている。
ヨットハーバーまで往復する。
Appleミュージックの3ヶ月無料体験に入った。
クラシックロックのステーションで流れてくる曲を聴きながら走る。
クイーンのボヘミアン・ラプソディとAC/DCやブライアン・アダムス。
いつもは聴かないロックミュージック。
夜は鶏トマト春雨。
開会式がとうとう始まってしまった。
この娘、フランスあたりの女優かと思った。