最近、登山やハイキングに必携なのがクッション。
発泡ポリエチレンの折りたたみ出来てザックの底に携帯できるもの。
amazonで400円くらいだった。(ダイソーで同じようなものが110円で買える)
ハイキングでは草や岩の上に座ることが多い。
ピクニックテーブルでも冷たく硬いコンクリートだ。
これがあると便利。
快適さが違う。
チェアを持っていくのが面倒なときに助かる。
めちゃ軽くて、畳むと収納しやすい形状(短冊型)。
スタジアムのスタンドでスポーツ観戦するときにも助かる。
冷たい、硬い、寒い、からお尻を守ってくれる。
登山とかスポーツ観戦とかの予定があればザックに入れておく。
日常の通勤には持って行くことはない。
でも、今日はクッション持ってたらよかったのに… と後悔した。
昨日は寝不足だったので早い時間に帰宅。
ところが、最近ちょくちょくあるのだが自宅のカギを持って行くのを忘れてた。
ヒロがいたら問題ないのだけど今日はプールの日だ。
午後2時半、たぶん帰るまで1時間以上ある。
どうしよう。
スターバックス?
そんな気分でもないな。
しばし考えて海辺へ行くことにした。
セブンイレブンで…昨日吞まなかった菊水の缶とチーズおかきを買う。
チェアは持ってないので背もたれのあるベンチに座る。
幸い近くに人はいない。
1時間ベンチに座る。
最初はいいが、しだいにお尻が痛くなってくる。
無印で買ってきたばかりの半袖シャツを座布団代わりにする。
イマイチだ。
あのクッションが欲しいなと思った次第。
軽くて嵩張らないからひとつザックの底に忍ばせよう。
朝に観た映画にみなみらんぼうが出ていたことを思い出してamazonミュージックで検索。
聴きたかった曲がなかったのでYou-Tubeで検索する。
「ウイスキーの小瓶」「コートにスミレを」「ルイ」などなどを聴きながらヒロの帰宅を待つ。
思いっきり感傷的な歌の数々。
「回転木馬」という曲を番組のドキュメント企画のエンディングに使ったことを思い出す。
高松の街角で古い絵のように風景に溶け込んでいた自転車屋のおじいさんの姿に惹かれて取材した。
♫ 十九だったあのころは 君はまだ化粧もなく
…人生は回転木馬 よろこびもかなしみもみんな 時の壁の中に埋もれてゆく
曇り空の下で日本酒を吞みながら聴く。
こういうのも悪くないな。
でも、お尻が痛い。
クッションさえあればベストだった。(笑)
今日は時間を遡って書く。
朝から久々にジェイ尼のキューズモールへ行く。
映画「いのちの停車場」を観たあと、少し買いものをする。
無印良品でサッカー生地の半袖シャツを買う。
グレーのストライプのボタンダウンで2990円(税込)だった。
ユニクロで限定価格(770円)のエアリズムクルーネックシャツを2枚購入。
カルディで最近お気に入りの豆 フローラルモカを買う。
これは貯まったポイントで買えた。
フードコートにある長﨑リンガーハットでミニちゃんぽんと餃子3ヶのセット。
おいしい。
会社の食堂にリンガーハットが入ってくれてたらいいのに。
最後にダイソーで髭剃りとシェービングクレイームを入れるメッシュケースを買う。
キューズモールと駅を結ぶ通路にヤマボウシが咲いていた。
「いのちの停車場」@MOVIXあまがさき
月2本限定と決めたことしの劇場鑑賞10本目です。(5月は一本だけだったのでこれは5月分)
6月はまだ2本分ある。
観たいリストに入ってなかったがこのブログを読んでロケ地が金沢だと知って見ようと思った。
最近、自分の中でむくむくと金沢へ行きたい欲求が高まっているのだ。
監督は「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島監督。
医師を描いた「孤高のメス」の監督でもあるので同じ医療の物語、期待して見た。
作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島出監督が映画化し、吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマ。長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子は、ある事情から父・達郎が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることに。これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの“いのち”との向き合い方に戸惑いを覚える咲和子だったが、院長の仙川をはじめ、診療所を支える訪問看護師の星野、咲和子を慕って診療所にやって来た元大学病院職員の野呂ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見いだしていく。咲和子を追って診療所で働き始める青年・野呂を松坂桃李、訪問看護師・星野を広瀬すず、院長・仙川を西田敏行、咲和子を温かく見守る父・達郎を田中泯が演じる。
2021年製作/119分/G/日本 配給:東映
で、作品としては…??? っでした。
ぜひとも劇場で観なきゃいけないという価値は無かったと思う。
終末医療、緩和ケア、在宅診療とテーマが重いので一言では片付けるのは憚られるけど、
在宅の患者ひとつひとつのエピソードがどれも消化不良のまま終わってしまう。
身につまされてすすり泣く人もいたけど。
確かにいずれ僕らが経験するに違いない死ぬときの過ごし方についての映画で、
こういうものですよ、と現実を見せられて考えることは多々あったのだが、
登場人物のまほろば診療所のスタッフにも、患者たちにも感情移入出来ないままだった。
残念だ。
ロケ地は金沢。
これも期待外れだった。
原作の南杏子さんは金沢出身ではない。
おそらくフィルムコミッションだけでの関わりなのだろう。
当然、方言ではなく、あくまで舞台として、美術セットのような描き方。
街の空気感、匂いは全く感じられなかった。
キーとなるバス停やその周辺は金沢ではなく栃木だと知る。
主人公の実家のある桜坂(W坂)は知っていた。
あの実家からの眺めも美術セットか、CGのような撮り方で残念。
吉永小百合が主演。
ブログ「一日の王」で指摘されていることがある、僕も同感、同じ印象を持った。
吉永小百合主演の映画を見なくなったのは、いつ頃からだろう……
年相応の役を演じていた頃はまだ良かったが、
年老いて、
実際の年齢よりもはるかに年下の役を演じるようになってからは、
ほとんど見なくなったような気がする。
私は、このブログで、
「若く見えても、若いわけではない」
という、(何かで読んだ)警句をよく使うが、
顔は若く見えても、
顔以外の指や首などの体の部位、皮膚の艶、声、体の姿勢、動作などで、
本来の年齢が見えてしまう。
吉永小百合ファンには申し訳ないが、
彼女が年齢よりもはるかに年下の役を演じていると、
違和感ありありなのである。(中略)
吉永小百合は、最初、
東京の救命救急センターで働いている医師という役で登場するが、
命の現場の最先端で働いているような現役バリバリの医師には見えず、
冒頭から違和感ありありであった。
吉永小百合は1945年3月13日生まれなので、76歳。(2021年6月現在)
50歳くらいでこの役を演じていたら、まったく違和感なく見られたと思うが、
76歳で救命救急センターの医師というのは、いくらなんでも無理がある。実家のある金沢に帰郷し、
「まほろば診療所」で在宅医として働くようになってからは、
違和感は減少するが、
白石咲和子(吉永小百合)の父親として田中泯が登場するのだが、
田中泯も1945年3月10日生まれなので、76歳。(2021年6月現在)
吉永小百合と同い年で、生まれも3日しか違わないのに、父親役とは、
なんとも可哀想であった。(コラコラ)
ついでに書けば、彼女が勤める まほろば診療所の老所長の西田敏行は73歳で、
吉永小百合より3つ年下、診療所のスタッフが通うバーのオーナーみなみらんぼうは76歳で吉永小百合と同い歳。
ずいぶんと老けて、いや歳相応に思えて、逆に安心して見られた。
吉永小百合は、それなりに五十代半ばらしくは見えないこともない。
実年齢を知らなければ…だが。
人口的なアンチエイジングの気配はないし、無理しているわけでもない。
でも、アンドロイド感があるのは否めない。
素敵な人であるのは間違いないけど。
でも、今の五十代はもっと若いだろうな。
たとえば天海祐希や沢口靖子くらいが五十代。
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映画の中にちょっと年下の幼なじみとして石田ゆり子が登場するけど彼女も実年齢は五十代。
吉永さんには七十代のほどよく老いた役を与えて、演じて欲しいなと思う。
これもヒロイン専門俳優の悲しいとこなのかも知れない。
まさか樹木希林にはなれないしね。
八千草薫みたいな路線かな。
吉永小百合が脇役ってありなのかな?
帰ってから吉永小百合の昔の映画をamazonでパラパラと観た。
「青い山脈」(1964年)を観てたら、今だったらこの役が広瀬すずが演じてるんだろう。
二人は…似ている。