ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/05/26 Wed. 天神橋4丁目で鯛焼きを食べる。

きょうも雨はなし。

明日は大雨だが、金曜は晴れそうなのでどこか近所の山歩きしようと思う。

緑の草原の砥峰高原がいいか、六甲高山植物園がいいか。

今日はスーパームーンで皆既月食。

夜は雲が出る予報なので無理かもね。

午後イチでポスプロ作業、ディレクター不在なので請け負い仕事です。

終わればとっとと帰るのがコロナの時代。

帰りに立ち飲み…なんてのもなし。

おかげさまで5月の外食費は3241円、いわゆる飲み代はゼロだ。

今朝はブロンプトンでいつもの4キロコースを往復しただけで運動不足。

大阪天満宮駅から天満駅まで商店街を歩く。

たまに営業中の居酒屋がある。

反旗を翻す。

眉ひそめる人もいるだろうけど、僕はそうは思わない。

みんなでワイワイやるのが飲酒という前提の人もいるだろうけど、

蕎麦屋で独酌のどこが悪いのだろうと思っている。

自宅外にある楽しみを奪うことで人流を抑えるという効果はゼロではないのはわかるが。

この商店街歩きの目的は天神橋4丁目にある鯛焼き屋だ。

昨日観た映画「静かな雨」で無性に食べたくなった。

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鯛焼きは鯛焼き器でひとつひとつ焼く。

映画でもそうだった。

工場で大量生産する類の食べものではない。

映画の鯛焼きは確かひとつ50円って貼り紙が見えたがあれは安すぎる。

十勝産あずきの粒あん入りで一個220円だった。

ちょっと高いなと思ったが美味しいので満足。

 

今日は走らず、午後からポスプロ作業、ナレーションの清書と鯛焼き。

あまり出来ることがなかった。

昼食の主菜は豚の生姜焼きで「きょうの料理」のレシピ。

生姜を多目に効かせて、たまねぎをたっぷり使う。

ご飯がススム。

豚の生姜焼きは自分ベストテン入りする献立です。

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河野雅子さんレシピのぶたしょう(豚の生姜焼き)定食

夕餉は数日前に食べたカレー粉を使わないスパイスカレー。

これも「きょうの料理」のレシピです。

海老とひよこ豆とオクラとトマト。

きょうのお米は玄米、これがこの夏カレーに合う。

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オクラとトマトが夏カレーでは主役級

 

夜にNetflixで映画「シカゴ7裁判」を観た。

去年からずっと観ようと思いつつ見過ごしていた作品。

ベトナム戦争の真っ最中の1968年、大統領選へ向けシカゴで民主党大会が開催された。

全米の反戦勢力もシカゴに集まり、そこで起きた警察との衝突で逮捕者が出た。

それがシカゴ7と呼ばれる容疑者、彼らに共謀罪をかぶせて起訴しようとしたのは

当時、大統領選で勝った共和党ニクソンの反体制派の司法勢力だった。

あとで知ったのだが反動的な判事を演じてたのは映画「フロストvsニクソン」で

ニクソン大統領を演じた俳優フランク・ランジェラだった。

「シカゴ7裁判」は実際に起こった裁判の映画化だ。 1968年、イリノイ州シカゴの公園で、ベトナム戦争反対デモに参加した若者7人が共謀罪などの罪に問われ法廷に立つことになる。 といっても、この7人、共謀するもなにも、てんでばらばらに活動していたリーダーたちだ。 つまり、この裁判は、若者の反抗運動を抑制するための見せしめなのだ。 The whole world is watching!(世界が見てる! ) 映画は、ベトナム戦争の兵力増強の指令を出すことを宣言するジョンソン大統領のニュース映像から始まる。 そもそも、ベトナムにアメリカ軍を派遣したのはジョン・F・ケネディ大統領だ。

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冒頭にニュース映像が流れる。

ベトナム戦争のエスカレーション。

戦争が泥沼化し、アメリカ軍は8万から12万へ増兵が決まる。

当時は徴兵制、ボックスからドラフト指名のように紙がピックアップされる。

〇月〇日!

その日に生まれた若者たちがベトナムに送られる。

ドラフト=徴兵だったことがよくわかる。

インフルエンザウイルスのパニック映画「コンテージョン」を思い出した。

ワクチンを打つ順番を決めるのに同じ方法を使っていた。

次にワクチンを打つのは〇月〇日生まれの人です、と。

ある意味、昔から使われている民主的で公平な方法なのだろうけど…怖い。

2月14日生まれの人、明日からベトナム旅行です。

あ、俺だ…!

そんな時代に生まれなくてよかった。

こんなコロナ禍でもそう思う。

 

久々に観たアメリカらしい映画、存分に楽しめた。

印象に残った役者は判事役のフランク・ランジェラと弁護士役のマーク・ライランス。

マーク・ライランスは「ブリッジ・オブ・スパイ」で東側のスパイを演じてた人。

あの映画での彼は冷戦時の本物のスパイにしか思えなかった。

そしてブラックパンサー、黒人の扱いの酷さ。

今の時代だからこそ、さりげなく強調したかった真実なのだろう。

映画の中で気骨ある男が数人いてものごとが良き方に流れてゆく。

でも、世の中、すべてはそんなにうまくはいかない。

「いまそこにある危機と僕の好感度について」

渡辺あやが提出する“答え”に注目したい。

答えなんて期待するあなたたちが最大の危機と思われてるかな。

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エディ・レッドメイン、マーク・ライランスらキャストが凄い。

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検察官は…おお、ジョセフ・ゴードン・レヴィット君ではないか。