ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2021/05/25 Tue. 「ここユキさんち?」「そうだよ」

何の見識も権力も無い自分が、2021年5月時点で予想するシナリオ。

モスクワ五輪も、ロサンゼルス五輪も片肺になったのはアメリカと当時の大国ソ連が決めた。

権利はIOCにあるのだろうけど中止や延期は大国が左右すると思う。

ロシアは覇権が弱体化してドーピング問題で腰が退けている。

2021年現在なら中国とアメリカかな。

アメリカのオリンピックに対する世論はどうなるか?

ワクチンが進んでマスクの義務化がなくなって国内スポーツは盛り上がってるみたい。

その盛り上がりがオリンピック参加につながるものだろうか?

こういうのは突然に ええええ?と思うような発表があるのではないかと見ている。

で、シナリオ。

アメリカが渡航制限(これは現実)→オリンピックとは関係ないと弁明→

水面下でIOCとアメリカが協議→アメリカ国内はコロナ禍を脱したことに日常が戻るが、

ワクチンの進んだ国内で楽しもうぜという気運でオリンピックには冷めてる。

さらに無法地帯になるオリンピックで変異ウイルスを持ちこまれるのは困る。

NBCもオリンピックの放映権を放棄(このあたりの補償は解決済み)

→IOCが中止を突然決定→ついでに北京五輪も中止か延期を発表(米が中国をけん制)→

日本と東京の首脳は抗議するが決定は覆らず。

来月あたり、もしこの予測が当たったら笑う。

 

有観客にこだわる日本、確かに無観客だったらじゃ東京のオリンピックなのか?

わざわざワクチン接種の遅れた東京でやらなくてもいいじゃん、という意見もある。

ワクチンの進んでる国で分割開催すればいいじゃんって。

自由な取材も、観戦も、選手間の交流も何も出来ないんだったら東京に集まる意味ないじゃん。

 

梅雨の晴れ間。

朝は走らずに久しぶりにブロンプトンに乗る。

図書館へ行き、芦屋浜の人工ビーチへ行ってみた。

ずーーーーーと、工事中のまま。

閉鎖されてそろそろ3年近くなるのでは?

2018年9月に台風の高潮で痛んだのは知ってたけど。

ガチガチにコンクリートで固めた護岸になりつつある。

殺風景で人口的と批判しておこう。

f:id:shioshiohida:20210525110156j:plain

南芦屋浜 工事中だが一部だけ海岸が見える場所があった。

 

午前中はあす編集するミニ番組のテロップ原稿を作る。

それで一仕事終えてしまった感があり、例によって読書しながら昼寝してしまう。

せっかくの晴れ間なのに午後はずっとごろごろしていた。

夜はオムライスを食べる。

 

夜、amazonの配信にあった「静かな雨」を観た。

Huluオリジナル「息をひそめて」や「四月の永い夢」の中川龍太郎監督の最新作。

去年公開されたそうだがノーマークだった。

最近売れている仲野大賀と衛藤美彩という初主演の女優のダブル主演。

仲野大賀は「泣く子はいねえが」で初めて認識した。

そのあとも「すばらしき世界」やドラマ「コントがはじまる」でも準主役で出演。

調べたら「桐島、部活やめるってよ」のバレー部のリベロ役だったらしい。

なんとなく憶えている。

この映画「静かな雨」はH田に紹介されて知った。

宮下奈都の原作を中川監督が脚色したもの。

デビュー作なのか。

詩人の監督らしく主人公のモノローグ風の会話で始まる。

映画化もされた本屋大賞受賞作「羊と鋼の森」で知られる宮下奈都が2004年に発表した小説デビュー作を、「ポンチョに夜明けの風はらませて」「町田くんの世界」の仲野太賀と、「乃木坂46」を卒業し、これが映画初出演となる衛藤美彩のダブル主演で映画化。大学で生物考古学研究助手をしている行助は、こよみという女性が1人で経営するたい焼き屋に通うようになり、2人は徐々に親しくなっていく。しかしある朝、こよみは交通事故に遭い、意識不明となってしまう。こよみは奇跡的に意識を取り戻すが、事故の後遺症で記憶に障害があることが判明する。事故以前の記憶は残っているが、意識を取り戻してからの記憶は1日経つと消えてしまう。行助は新たな記憶が刻まれることのないこよみと、以前と変わらずに接していこうとするが……。監督は「四月の永い夢」の中川龍太郎。2019年・第20回東京フィルメックス観客賞受賞。

2019年製作/99分/G/日本 配給:キグー

f:id:shioshiohida:20210525183324j:plain

ソフトフォーカスのトーンがいい。

記憶を24時間留めておけない障がいを題材にした映画は多い。

ただ、僕が観たのは「博士の愛した数式」くらい。

垢のついたという感覚はなく、新鮮に、どきどきしながら観た。

いっしょに住むことになった二人の毎朝はこんな会話で始まる。

「ここユキさんち?」「そうだよ」

「雨上がったの?」「うん」

繰り返される会話。

しあわせな日々、いつ失われるのだろう とドキドキしてた。

f:id:shioshiohida:20210526094948p:plain

朝のシーンが心に残る。

主演の二人がよかったなあ。

恥ずかしながらプラトニックに震えました。

観てから調べたら後藤美彩は乃木坂46なんですね。

しかも西武ライオンズの源田の嫁さん!

映画の中からは想像もつかなかった。

知らないで見てよかった。(笑)

 

f:id:shioshiohida:20210526095105j:plain

こうしてみると坂道アイドルですが、映画ではほぼ素顔でうまく演じていた。

 

焼きたての鯛焼きが食べたくなった。

あした調べて美味しい鯛焼きを食べようと思った。

宮下奈都の原作を図書館で予約。

たぶん通しては読まないけどパラ読みしてみたい。

静かな雨 (文春文庫)

静かな雨 (文春文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2019/06/06
  • メディア: Kindle版
 

 

続いて「大豆田とわ子と3人の元夫」 見た。

相変わらず独特の会話が面白い。

 

f:id:shioshiohida:20210525120502j:plain

昼ごはんにいか素麺は贅沢だ。

f:id:shioshiohida:20210525195317j:plain

小さめのオムライスが夕食。二人で卵一個の薄焼き卵です。