某局のゴルフ中継は30代の頃からずっと現場でなんらかの仕事をしてきた。
正確に数えたことはないけど1989年あたりから2016年くらいまでやってたと思う。
25年以上、四半世紀か…。
5年くらい前から現場仕事は外れた。
今年は本社での仕事もしていない。
今週は担当してるミニ番組の編集、編集から仕上げまで自分でやっている。
今朝はそのナレーション録りの予定。
朝7時過ぎに起きたら、中継現場のスタッフからメールが入っていた。
技術スタッフのひとりがコロナ陽性になって、大会がストップして、
スタッフ全員がホテル待機になっているのだとか…!
今日が初日なのだが選手もいったん宿舎に帰したそうだ。
Yahoo! ニュースにもアップされていた。
担当のミニ番組は、中継の告知が主目的なので他人事ではない。
トーナメントに出場する女子プロを主人公にしてるので、
大会が中止になったら内容を変更しなければならない。
あれこれ対策を考える。
他のスタッフはそれどころじゃないだろう。
それにしても25年以上関わってきてこんなことはなかった。
当事者じゃないから言えるけど、人生はいろいろあって味わい深い。
25年続くものは、いつか変わるときが来る。
でも、こういうのは想像出来なかった。
それにしても大阪、兵庫でコロナ急拡大。
800人とかの数字は、人口規模を考えて、本当に多いのか?
症状とか検査数とかのファクターは別に数字だけが一人歩きする。
でも、急拡大という傾向は事実だろう。
府や県は次々に名前を変えた緊急宣言を出す。
その内容といえば、結局、飲食店の時短要請を繰り返すのみ。
本気で減らそうとしているのだろうか?
時短営業や会食の締めつけ、密告めいたチクリ合い、バッシングの連鎖。
これでは減らないと思うな。
今も居酒屋で大声でしゃべりながら飲み食いしてる人は無症状の陽性者かもしれない。
いっそ国民全員を対象に検査して、自分がそうなのだと自覚してもらうしかないかな。
もちろん陽性者は爆発的に増えるだろうけど…。
僕が無症状で無自覚の陽性者としたら…自分が陽性であると知るだけで行動は変わる。
もちろん検査はしたくないけど。
減らないまま、この悪循環が続くよりはいい。
ナレーションを録る。
一人でいろいろと最悪の場合のシミュレーションをする。
なんてしてるうちに大会開催が決定、なんやかんやで放送も予定通りになる。
一件落着という表現は当たらないけど、僕の範疇でいえば何もする必要はなくなる。
オンエア素材を搬入して今日の仕事は終了。
気がつけば2時過ぎ、腹は減っている。
腹が減っていて、なにか美味しいものを食べたいという気持ちはあるが、
具体的にどこどこのなになにが食べたいというイメージはない。
そういうイメージのないまま外食するのはよくないなと思いつつ京橋駅周辺。
ちゃんとした鉄火巻きが食べたいな。
新鮮なまぐろの赤身、あるいは中とろとパリパリの香る焼き海苔と本わさび。
となると、飲むつもりはなくても飲んでしまう。
ま、それなりに末端でストレスかかってたもんねと自分に言い訳しながら。
大起水産という店でトロ鉄火と赤身の鉄火、日本酒で昼酒してしまう。
そんなことをしておいて何だけど、禁酒について考えてしまう。
加齢で、アルコールを入れると、それなりにダメージが大きい。
本来、老廃物を分解して、身体の機能を回復してくれる肝臓、胃腸、腎臓が、
アルコール分解に使われて、疲労回復がおそろかになってしまう。
若い時みたいな量は飲んでいない。
それでも…飲んだら一日は終わる。
いい影響と悪い影響を秤にかけたら…。
帰宅して案の定、眠くて眠くて、デスク下が2時間近く寝てしまう。
そんなに眠れば就寝が遅れ、ちゃんとした睡眠に影響が出るのは自明。
これも含めて次のPHASE2で覚悟を決めましょう。
と書いていて、You-TubeでチキンラーメンのCMを見てしまう。
野外で、メスティンで、炭火で作る煮こみチキンラーメン。
このビジュアル最強。
でも、食べなかったですよ。