いつのまにか土曜日だ。
今日のタイトルは決めている。
「朝な夕な」
朝に夕に、という意味から転じて、いつもいつでも、ということ。
午前中に海辺を走り、午後もまた海を見ながら夕陽を浴びて酒を飲む。
理想の生活 という表現が今日を正確に表しているのか。
はなはだ疑わしい。
実感としては……ない。
ナマケモノの大学生が授業へも行かず、日がな下宿の部屋でダラダラして、
散歩へ行き、本屋に寄り、立ち読みして、腹が減って、近所の中華で、餃子とビール、
みたいな。
醤油と油で汚れた漫画アクションで 嗚呼!!花の応援団 読んでたり。
そろそろバイトしないと金がないなあ、ちょっと焦りつつ店を出ると、雪がちらほら。
みたいな。
午前中に海辺を走り、午後もまた海を見ながら夕陽を浴びて酒を飲む。
僕にはこれも学生時代の延長みたいなものだ。
午前中、海山の景色に紗がかかっている。
誰かがブログで季節が曲がったと書いていた。
寒さは底をついたかも、と。
そういえば一時のようなキーンと透み切った景色はしばらく無い。
冬から春にベクトルが変わったのか。
なんか季節進行も早すぎるよ。
砂時計の砂が滝のように落ちていく。
午前中にamazonより本が届く。
3冊も新刊を買ったのは衝動に他ならない。
3冊とも「死」と関わりがある。
(岸本さんの本は終活的なものとは関係ありませんが)
木内さんはおととし69歳で亡くなった。
椎名さんはまだ生きている。
人生終盤の参考書。
中学時代に旺文社や学研の「中一時代」や「中2コース」を読むように。
最低限の仕事、ミニ番組の予告編の記事をアップする、を済ませて、土曜日の作業を終える。
パソコン作業の合間に部屋の中で身体や手足を使ってする作業を意識的に入れる。
日記や記録を打ちこんでは、ホワイトボードに壁にひっかけるための紐を通す。
記事をアップしては、本を全部出して、本棚の背中側に落としてしまった写真をレスキューする。
午後から青空。
陽だまりが、おいで、おいでと手招きする。
せっかくなのでお呼ばれしましょう。
3時半くらいから自転車で今日二度目の海辺へ。
保温ボトルにホットウイスキーを詰め、買い置きの缶詰、スノーピークのバーナー、
ヘリノックスのチェアと木製の折りたたみサイドテーブル、フリースの膝掛け、完璧だ。
4時前から5時12分の日没を経て6時頃までホットウイスキーを飲みながら海辺で過ごす。
日が落ちるとさすがに冷える。
薄暗くなる前に撤収。
頼まれていたフォーを買いにグルメシティまで行く。
帰りに西宮神社の赤門を撮る。
開門神事のなかった赤門がひっそりと淋しげだった。
以下、写真日記で。
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