2日目は精力的に移動し、静かな日曜日の街歩きをした。
訪ねたのは…西尾城址、半田運河、酒蔵(國盛)、赤レンガ建物(旧カブトビール工場跡)、
名古屋 中川運河松重閘門 、おもに城跡と産業遺産、盛りだくさんでした。
近年、廃墟に惹かれる。
【行動ログ】
ふじた旅館 〜[徒歩]〜名鉄南安城駅〜[吉良吉田行き]〜名鉄西尾駅(西尾城址、
街歩き)〜名鉄西尾駅〜[新安城行き]〜名鉄北安城駅〜[徒歩]〜安城駅〜[快速 大垣行き]〜大府駅〜[武豊線 武豊行き]〜半田駅(半田運河、國盛酒蔵、ランチビール@赤レンガ建物)〜[大府行き]〜大府駅〜[新快速 大垣行き]〜金山駅〜[徒歩]〜中川運河 松重閘門〜[徒歩]〜名鉄山王駅〜名鉄金山駅〜金山駅〜[岐阜行き]〜名古屋駅(きしめん&日本酒)〜[新快速 米原行き]〜米原駅〜[新快速 姫路行き]〜尼崎駅〜[快速 播州赤穂行き]〜西宮〜[自転車]〜自宅
運賃合計 ¥4840 (青春18きっぷ利用 ¥2280) + 名鉄 ¥890
訪れた場所にはほとんど観光客の姿はなく、静かな街歩きを楽しめた。
松重閘門(まつしげこうもん)はかつて名古屋の大動脈だった堀川と海を結ぶ中川運河をつなげるパナマ運河方式の水路(川のエレベーター)で、幼い頃に名鉄電車で名古屋へ行くと車窓から子供の目に何とも不思議な風景が見えた。あれは何?と思ったが大人に尋ねることもせずに還暦まで知らないままでいた(笑)。ことし新幹線の車窓からその姿が目に入った。知らないまま死んでいくのはやるせない。満を持して(笑)、ググったらそれが中川運河の松重閘門(LOCK GATE)だった。僕にとってロンドンのタワーブリッジに不思議な既視感があったのは松重閘門があったからだと今になって理解した。全盛期は1967年前後、中世の城を思わせる優美な「水上の貴婦人」は高度成長期を支えた。
セルジオとここにある公園のベンチで小一時間、酒を飲みながら塔を眺めた。
松重閘門のあと、最寄りの名鉄山王駅から金山駅へ戻る。
JR金山駅ホームには立ち食いのきしめん屋はなく名古屋駅へ移動する。
ホームの立ち食い店でこの旅の仕上げの酒ときしめん。
客は他に誰もいない。
僕はきしめんと冷や酒、セルジオはどて煮。
追加で冷や酒もう一杯をシェア、つまみはかき揚げの台抜き。
店には若いベトナム人女性のバイトさんが独りだけ、応対と手際が気持ちいい。
旅の最後としては申し分なし。