きのう(11/26)の夜が更けてからamazonプライムの配信で観た。
「ロンドン・エディンバラ・ロンドン」という1時間弱のドキュメンタリー映画。
映像とインタビューのみの映画らしいシンプルな作品だった。
4年に一度開催されるロンドンとエディンバラを往復する自転車耐久レース、
片道700キロ、往復1400キロの制限時間125時間(5日)という信じられないほど過酷なイベント。
僕がよく自転車で旅をしてた頃でも一日160キロくらいが限界だった。
ドロップハンドルのロードレーサーやツーリング仕様でそれくらい。
コースにもよるけどマウンテンバイクだと100キロくらいだろうか。
空身でも僕だったら5日かけてようやくエディンバラに到着出来るか出来ないかという距離。
日本で言えば…大阪から仙台を往復する、東京から尾道を往復する距離だ。
映画で紹介されているのはほとんどが中年から初老のサイクリスト。
強者の女性トライアスリートや若い学生もいるがほぼおじさんとおばさん。
予告動画にもあるがなかなか人生の機微を感じさせる人ばかり。
日本人のおじさんもチャレンジしている。
イングランドやスコットランドの風景が美しい。
季節は夏、紫色のヒース(エリカ)の咲く荒野はヨークシャーあたりだろうか。
自分もかつてマンチェスターからウエールズ、アイルランドやスコットランドを自転車で旅した。
季節も同じ夏、6月から7月、こんな美しい道を2ヶ月も旅していたという贅沢!!
1989年、20年以上も前の話。
あのときは片倉シルクというメーカーのランドナーだった。
今は英国製の折りたたみバイクのブロンプトンに乗っている。
乗り心地が最高なのです。
人生最後に出会った相棒です。
ロンドン・エディンバラ・ロンドンは無理だけど、一週間くらいスコットランドを旅してみたい。
この耐久イベントは頭文字をとってLELと呼ばれる。
開催は4年に一度、次は2021年8月だそうです。
果たして開催出来るのでしょうか。