ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/10/01 Thu. ボーマンと名月

秋晴れ。

体重が激増、73キロ台に突入。

きのう夜中にナレーション手直しをしながら飲んだからか…。

やっぱり、就寝2時間、いや3時間前には飲み食いはストップすべきだ。

睡眠中、消化に血液が使われて浄化(疲労回復)が疎かになる。

若いときはそれでも…言うまい言うまい。

朝、すっきりしないがご飯と豚汁、ハムエッグと自家製いくらを食べる。

 

きょうは秋晴れ。

出勤してナレーションを録ってボーマン(ガスだまり痛)が発症する。

正確に言えば痛いというより苦しい、重苦しい感覚だ。

ボーマンはいつ発症するかわからない。

朝ごはんを食べたあととか、移動中とか、一度だけ夜中に起きたこともある。

ガスだまりには横になった方がいいらしい。

休憩室で横になる。

少しマシになったかなと思ったがスッキリとは収まらない。

他のスタッフは明日の野球中継で忙しそうなのでこっそり早退する。

秋晴れなのにボーマンは辛い。

帰宅してデスク下にゴロ寝布団を敷いて横になる。

 

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午後6時過ぎ、東の空から中秋の名月が昇る。 @西宮 御前浜

 

それにしても秋晴れ。

いい感じに西からの光が部屋をアンバーに染める。

ボーマンになった原因を考える。

昨日の深夜の酒が直接の引き金になった。

その前を遡る。

日曜日に山歩きをして、月曜日は映画、火曜日に京都を終日散歩、よく歩いて飲んで遅く帰った。

水曜日は午後からだが夜まで編集チェック&手直し仕事、そのまま深夜にナレーションを待った。

これらが雪が積もるように蓄積した。

その前、ここんとこ夜寝る前に少しずつだけど飲むことが増えた。

ちょっと飲んでちょっとだけ食べる。

それも就寝1時間前から。

これも雪。

こんなベストの季節に体調が原因で動けないのは人生のロスだなあ。

残り時間を考えてちゃんとやれよと思う。

でも、人はゆるむ。

スプリンターが他人の走りを視界に入れて力が入ってリキむのと同じくらい人は緩む。

真逆だけど。

強引な例えだけど。

「ちょっとガマンしよ」をこれから増やしていかねばな、と横になって思った。

週末ファスティングなんてしようかな。

スープ、おかゆ、スムージーだけで週末を過ごす。

アルコールに代わりにおいしい珈琲を淹れる。

そういうガマンを少しの楽しみとして育てることも大事かなと思う。

ガマンしないで悪い雪が積もると呑めなくなるのだから。

 

夕方、ヒロが「6時前になったら散歩へ行かない?」と誘う。

ちょっと苦しいが歩けないほどではない。

そうか、今日は満月、中秋の名月なのだ。

歩いて3分、いや5分で御前浜へ出る。

東の空を見る。

まだ昇ってこない。

しばらく写真を撮ったりして時を待つ。

思えばしあわせな時間。

いつまで続くか。

悲観主義者はいつも終わりを考えてしまう。

「あ、出た!」とヒロ。

紅い月が見えた。

しばらくすると海面に月の道が浮かぶ。

夜は雑炊にしてもらう。

9月は22日飲んだが10月はいきなりノンアルコールで始まる。

 

以下、写真日記で。

 

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日は沈んだ。月を待つ。

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東の空、西宮大橋の北詰あたりから名月が昇ってきた。

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満月

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てんと中秋の名月