ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/09/17 Thu. 今のところは大丈夫…ではない

ちゃんとスケジュールを決めたのにいつのまにかグズグズになる。

形あるものがいつか崩れるのと同様でそこそこ長く生きてきて知った真理のひとつ。

なんて大げさですが、またスケジュールがなし崩しになった。

今回の理由は…と考えた。

月曜日は日帰り帰省、これは予定通り、火曜日は夕方から陸上の取材、これも想定内。

問題は土日のボーマン(ガス溜まり胃痛)なのだが終日寝こむような重症ではない。

月曜は名古屋で飲んでるし。

その程度の案件で放棄するってのは、やる気、その自覚がないということに尽きる。

でも、一番アテにしてはダメなのがやる気(意志)だと言われてる。

現状、僕には外圧がない。

でも実際のところ、立場は極めて危うい。

圧を感じてない、あるいは感じないように見て見ぬふりをしてるだけ、なんだけど。

そう、あれだ。

あの「真昼のプリニウス」の主人公 頼子の感覚。

  まるで心の引きだしが一つ、2センチほど開いたままになっているみたいだ。
  きちんとしまっていないのがわかっているのに、そこへは手が届かない。
  今のところは大丈夫、今のところは放っておいてもいい。
  しかし、いずれ何かが起きるような気がする。
  徹底して考えるべき時がゆっくり迫っている。
                (池澤夏樹『真昼のプリニウス』より)

三十代でも四十代にもこの文章を引用して心情を綴ったが、あのときと今とは違う。

忙しくて、やりたいこと、行きたい場所がいっぱいあった発展途上とは違う。

今は終活を意識しているのだ。

このままいつまで保つか?

残り時間をどう使うか?

何を諦めて、何を求めるか?

すでに “今のところは大丈夫” の期間は過ぎているの自覚もある。

 

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南芦屋浜のセブンイレブン、緑に囲まれていいロケーション 2020/9/12撮影

 

僕と同世代や少し先輩の人たちのブログを読む。

ひとり暮らしの人が意外に多い。

読み手の僕がそれを好んで読んでるせいもあるだろう。

日々の買いもの、自炊、節約生活の記述がいい。

それに比べ自分は食事も自動的に出てくるし、汚れ物を出せば翌日には洗濯されている。

恵まれてると思う。

でも、いつか終わるという恐怖もある。

つくづくペシミスト。

体重がいっきに1キロ以上増える。

3軒立ち飲み+1の報い。

今日は少し蒸し暑い。

昼からエアコンを入れた。

 

飲んだ翌日はスッキリしない。

天気予報も良くないし今日は消化試合みたいな一日にする。

そう決めてしまうとなんだか少し落ち着く。

 

雨が降りそうで降らない。

少しだけ外出しよう。

先ずは図書館へ本を返却。

何冊かを借りる。

自転車で10分、阪神西宮駅エビスタへ行く。

ブックファーストを覗いて、併設の珈琲ショップでくつろぐ。

図書館で借りた本をパラパラやる。

カフェの中でMacBookでオンライン打合せをしてる若い男がいた。

話し方や話し声が結構気になる。

あれはありなのだろうか?

スタバとかでもしてるのだろうな。

年齢に関係なく営業マンが店の中でも当然のようにず携帯で話す輩がいるのは知ってる。

同じ店の中でズーム会議とかビデオ通話はなおのこと気になる。

今風の意識高い出来る若者風な話し方も勺に障る。

 

何もしない。

帰宅して「麒麟がくる」のをオンデマンドで観る。

その解説動画も観る。

ついでに「ドキュメント72時間」の眠らないスポーツジムを観る。

ざっくりと週末の予定を決めて寝る。

明日は1年ぶりの眼科検診、最近夜間の車のヘッドライトが乱反射して眩しすぎる。

出来たら一ヶ月半ぶりの散髪にも行っておきたい。

土日はWEB記事をアップ、実業団陸上をネット配信でウォッチング。

週明けは「真夏の夜のジャズ」@リーブル神戸、湊山温泉、平野商店街、新開地を散策。

火曜日からは通常の勤務。