きのうに続いて今日も雨の一日。
豪雨被害が報じられている。
球磨川氾濫に続き、筑後川の上中流域でも被害が広がっている。
筑後川といえば去年の暮れにラグビー取材を兼ねた一人旅で大牟田や柳川を訪れた。
柳川から筑後川河口にかかった昇開橋を観に行った。
筑後川の悠々たる流れを見ながら、のんびりと昇開橋温泉につかってた。
遠い昔のよう。
旅先であっても馴染みのある場所に被害が及ぶと身内のようで心配になる。
岐阜県の木曽川も氾濫の危険があるらしいとニュースを見ていたヒロが言う。
正午に歯科クリニックへ行く。
義歯の調節に少し時間が要るので定期的に通うように言われる。
そのまま大阪へ出る。
6ヶ月定期を買う。
44000円超、月にすると7400円ほど。
ここんとこ出費がそこそこ増えている。
大きなものを買ったとか、贅沢なものを食べたというわけではない。
ちょこちょこと独酌、1000〜1500円くらいの出費が続いている。
一週間で7000円ほど、4月、5月の飲食費をすでに越えている。
反動かな。
去年、眼鏡を2つ(老眼用と遠近両用)を新調したヨドバシの眼鏡市場を覗いてみた。
いま、自宅で使っているパソコン、読書用の眼鏡の見え具合とデザインが気に入ってる。
聴けばまだ同じフレームがある。
色はブラウンだがかけてみると悪くない。
遠近両用のものもオーダーする。
応対してくれたスタッフKさんが美人だったもので。
もしかしてマスク美人? 外したらそうでもなかったりして。
もうひとつ丈夫なフレームで読書用を買っておこうかな。
「ワイルドローズ」@リーブル梅田
カリスマ的な歌声を持つシングルマザーのローズは、故郷のスコットランドからアメリカに渡り、歌⼿としての成功を夢みていた。だが不器⽤にしか⽣きられない彼⼥は、夢を追い求めるあまり、時に愛する⺟親や幼い⼆⼈の⼦供達を傷つけてしまう。
夢と家族の狭間で苦しみ、若く才能のピークを迎え焦燥感に駆られるローズにチャンスが訪れる。⽼いた⺟と幼い⼦供たちとのささやかな幸福に包まれた暮らしか、夢を掴んでスターの座を追い求めるのか。葛藤する彼⼥がたどり着いた答えとは?
葛藤の末に書き下ろした初のオリジナルソング。ローズの魂のステージの幕が上がる。
主人公を演じたジェシー・バックリーはアイルランドのキラニー出身の30歳。
キラニー、嗚呼キラニー、1989年の初夏、僕はアイルランド島西海岸のその美しい街にいた。
ダブリンのパブでたまたま飲んでいた爺さんが僕に言った。
「アイルランドはここじゃない、本当のアイルランドは西にある。西へ行け!」と。
Go West,yes Go West John !
で、はるばるエールを横断して到着したのが美しき緑と湖の街 キラニー。
そうか、ジェシー姉さんはキラニーのお方でしたか。
彼女は1989年12月生まれ、僕がキラニーを旅したときはまだお母さんのお腹の中にいたのか…!!
時は流れて…ですね。
映画の舞台はスコットランドのグラスゴー。
忘れるものか、僕はこの街の中央駅でスキンヘッズたち追い回されて駅前の安ホテルに逃げこんだ。
忘れるものか、ホテルの名前はDuncan Hotel 。
忘れるものか、フロントの親父の一言も聞き取れないスコットランド訛りの英語。
You pay now ? が、You pee now ? と聞こえた。
No ! こんなとこで小便なんかするか?
とんだボロ宿だったぜ。
上映中、ずっとジェシー・バックリーばかり見ていた。
主人公なので当たり前ですが。
冒頭、刑務所から出所してシャバに出ると真っ先に馴染みのラジオDJの男のアパートを訪ねる。
男と芝生の上でセックスして、さっぱりして実家に戻ると二人の子供と母親が待っていた。
やっかいものが帰ってきたという空気の中、ケバい化粧をして街へ出る。
グラスゴーにある唯一のカントリー音楽のライブハウスへ行く。
刑務所に入ってる間に自分のステージを奪われたとおっさんカントリー歌手にいちゃもん、
取っ組み合いの喧嘩になり、オーナーのおばちゃんに追い出されて路上で毒づく。
どーしようもないアバズレで、少しも感情移入出来ないのだけど目が離せない。
ちょっと考えてなさすぎじゃないか、、と思ったけど、途中からローズを応援していた。
要するに、おっちゃん、スクリーンのジェシー・バックリーに惚れてしまったのです。
素顔はこんな感じの30歳です。
いろいろあって一旦はナッシュビルで成功するという夢を諦めて、働きながら子育てをしていた
彼女に、パン屋で20年以上働き続けている老母が現金を渡す。
「このお金は?」「同じパン屋で勤続20年やってるのは伊達じゃないよ。行っておいで、
責任をもって欲しかったけど、夢を奪うつもりはなかった。子守はまかせて」
泣けた。
ナッシュビルに単身乗りこむ彼女…そこでの心の動きは強くシンパシーを感じた。
永く求め続けていたあこがれの場所、
興奮したり、失望したり、満たされなかったり、満たされたりと彼女は揺れ動く。
この感覚、泣けてくるほどしみてきた。
素晴らしい場所だった。
でも、ここは私の居場所じゃない。
終わってみれば、ラストに故郷グラスゴーのホールで歌う。
「Glasgow」に落涙した。
連続で見た2本の映画が、
奇しくもイングランドとスコットランドの映画で、
事実をベースにした成功物語で、
全編に音楽が流れていて、
壁にぶち当たって末に主人公が見つけた答えもほぼ同じ、という2つの映画でした。
それにしてもスコットランド訛りの英語は聞き取れないね。
そういえばインバネスの観光案内所の女性スタッフも、何語? というほど訛ってた。
リーブル梅田を出ると4時半、そういえば…と近くの立ち飲み「オレンジバー」へ行ってみた。
5時開店だったので今回は見送る。
絶好の独酌場所を探して梅田かいわいを色々と物色する。
「直福」で安ハイボールと目玉焼きにしようか、「正起屋」で鶏弁当Bと地ビールにしようか、
「あまの」できしめん(上に載った具がつまみ)と瓶ビールにしようか迷う。
こういう徘徊も
迷ったあげく最初に行こうかと思った新梅田食道街の「初音」でチューハイと串カツ&おでんに
しようと決めて戻るも…さっき覗いたときは空いていたのにすでに密になっていた。
「北京」を覗くと客は一人だった。
カールスバーグ小瓶とペキンエッグに落ち着いた。
そういえば、昔のメニューにあった北京味噌が消えている。
エッグの食べ方を教えてくれたマスターの姿も長い間見ていない。
もう一人の常連客らしい初老の男性とママが話してるのを盗み聴きすると…。
大腸がんの話をしている。
直腸に近かったから人工肛門になるかも、それは避けたいので云々。
もしかしてマスターのことかな。
もう亡くなった人という流れの話になっている。
まさか「それは誰のことですか?」とも聴けない。
北京でビールを飲んだあと、再開した阪神百貨店のスナパへ行く。
ローマ軒でナポリタンの小(小でも250g)と赤白+1のセット。
選べる赤と白のグラスにハイボールやビールのグラスがついて580円はお得です。
帰宅して少しだけ昼寝。
雨がパラつく中、自転車でプールへ行く。
歩くコース3コース分を独占使用。