ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/07/01 Wed. マスクのある風景

2020年7月、9割以上の人がマスクをして歩いている。

ものごころついてから60年近く経つが、生まれて初めて見るニッポンの風景。

(近いのは2009年の4月から5月の新型インフル流行時か…あのときは僕はノーマスクだった)

つゆどきの蒸し暑い都会、人ではなく、マスクの形をした生物が蠢いているようにも見える。

決して心躍る景色ではない。

僕個人としてはうんざりしてるのが本音、歓迎せざる未来でした。

 

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梅雨空 西宮浜から六甲連山を望む

 

たとえばマスクが感染拡大にどれほど効果があるのか? 以上に、先のことは誰にもわからない。

専門家や識者があれこれ予想はするけど、まったくアテにはならない。

専門家はことし1月12日の新聞に新型肺炎について「ヒトからヒトの感染はない」と書いていた。

嘘をついてるのではなく、わからなかったのだ。

いまだって実は誰も正確にはわからない。

5月始めに思ったこと。

この事態をどう考えるかという所信表明を書いておかねばと思いつつ書けなかった。

思い出すとこんなことだったと…

 

・運が悪ければ死んでしまうかもしれない。

 でも、国やら自治体やらの他人に決めたことに盲目的に従うのはやめよう。

 行動や態度は自分で決めよう。

 それが結果として間違っていても、後悔しないように。

 

・いつまでこの不自由が続くのか?

 (5月1日の時点で)政府は今月いっぱいと言う。

 自分としては一年は覚悟しようと決めよう。

 いろんな制限があるこの窮屈な環境は一年続くと。

 (最悪の事態を想像して一旦はそれを受け入れるという思考法)

 

そして、7月、首都圏中心に感染者が増えていく。

感染拡大の数理モデルは正確なのだと思う。

自分で決める。後悔しないように。 

手洗い、うがい、運動(肉体と精神)、余裕があれば満員電車は避けて次の電車に乗る。 

もともと密な場所は嫌いだから、満員のライブコンサートはいかないし。

暑ければ自転車に乗ってるときや誰もいない海辺のジョギングコースではマスクはしない。

電車内や会社、ショッピングセンターやスーパーマーケットなどの屋内ではマスクをする。

スポーツクラブなどの要請があるところではガイドラインに従う。

梅雨明けして猛暑になれば自分のガイドラインを再考する。

 

曇り空、午前中に少しだけ走る。

腕立て伏せ20回、スクワット30回とラジオ体操をする。

昼ごはんにたこ飯が出た。

きょうは半夏生。

今頃、京都の両足院の庭に半夏生の白い花が咲いているだろう。

ことしは行けそうにないな。

陸上トーク企画の第2弾をアップする作業に手間取る。

暫定原稿で何とかアップを終える。

余裕が出来たら仕上げよう。

 

午後から出社、ポスプロ編集のチェック。

スポーツに異動してきた人たちへのご挨拶。

新スポーツ部長は僕がこのスポーツニュースの仕事を始めたときの新入社員だったH原だ。

おとなこども、あるいはこどもおとなの彼は少し大きめのシャツとスラックスで出勤。

A部氏いわく「彼には大人の時代がなかった」

夜は久々のひとりサイゼリヤ。

たまねぎのスープを注文するが品切れとのことでミネストローネにする。

しばらくしてミネストローネも品切れだというのでフレッシュトマトのスパゲッティにする。

赤ワインの250MLのデカンタとラム肉の串焼き。

ブレイディみかこ「ワイルドサイドをほっつき歩け」が滅法面白い。

僕らと同世代の英国のおっさんたちの現在。

そういえば東京のアミューズから「澤野工房物語」が届く。

パラパラやるがこれも面白そう。

山中千尋やシャフラノフ、トヌー・ナイソーらとのエピソード。

澤野氏が大動脈解離で死にかけたのは六十三歳の時だったようで…気をつけよう。

ま、気をつけてもどーしようもないわな。

 

 

 

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御前浜のジョギングコース、以前はこの草の道を走ってたなあ。

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たこ飯は日記を遡ると2017年以来みたいだ。