ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/06/25 Thu. 六十三歳の居心地

木曜日は朝イチで出勤の日。

朝イチと言っても9時発なので今までなら余裕で座れる時間なのだが、

最近は時差出勤のせいなのか、この時間でも座れない。

今日はナレーション立ち合い。

5月までならナレーションを手直しして、堂々とテレワークでやってた仕事なのに…やれやれ。

テレビの現場って基本、体育会的なとこ残ってまして、というか遅れてます。

いなくていい人もめちゃ多いし。

 

ま、それでも今日の出勤途中にふと思ってしまった。

六十三歳の居心地って悪くないな、と。

想像してたより(想像なんてしなかったか)、気楽なんじゃないかな。

この先のことはさておいて、今は。

自分に高邁な理想像はもちろん、具体的にイメージした老後なんてなかった。

人をうらやむこともない。

求めないものは得られない。

宝くじだって買わないと当たらないしね。

そんな極楽とんぼがたどりついた居場所としては悪くないということ。

嘆くことなく今を味わおう。

81歳のちばてつや先生の最新コミック「ひねもすのたり日記」を読んでそう思う。

巨匠とは比べるのはなんでだけどね。

 

ナレーション録り立ち合い。

テープ搬入後の字幕放送用の作業を済ませ、例によって休憩室で少し横になって局を出る。

きょうはダブルヘッダー、帰宅後に一仕事ある。

その前に腹ごしらえ、朝はがっつりイベリコ豚のおいしいハンバーグを食べているので昼は軽めに。

ならば最近のマイブーム、いりこ出汁のうどん「いぶきうどん」へ行こう。

昼前に降ったゲリラ豪雨もおさまり蒸し暑い中天六へ向かう。

天神橋商店街もコロナ前と同じくらいのにぎわい。

かけうどん小300円と竹輪の磯辺揚げ150円を注文。

まずつゆをすする。

ああ、いま書いてても腹が減ってくる。

ざるうどんや生醤油もあるがこの店はかけ一択だね。

僕の嗜好は蕎麦だしは関東風、饂飩だしは関西風、というかこの瀬戸内風がよい。

来週も行こう。

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いぶきうどん小 300円 わざわざ天六まで食べに行きたい饂飩です。

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あえてイラストモードで撮る。アニメ映画みたいに。

 

帰宅して、ダヴィンチ・リゾルブ という編集ソフトを使って恐る恐る作業を始める。

最近、キーボードのミスタッチが多いな。

他人が見てるとミスタッチは頻出するが、誰もいなくてもミスる。

夕ごはんは鮪の山かけと剣先イカの烏賊素麺。

少し飲んだのでソファで眠ってしまう。

起きてプールで少し歩き、帰宅してまた編集作業。

いただきものの地ウイスキー「信州」をすすりながら出来るとこまでやる。

 

2月に行ったきり京都へも行ってない。

あれは東山高校の取材だった。

南禅寺や哲学の道界わいからすでに観光客の姿が消えていた。

3月、4月、5月、そして6月も終わる。

4ヶ月以上、兵庫県内と大阪都心部で生きている。

こんなことって愛知県内で生きていた高校生までか、石川県で暮らした大学生のとき以来か。

大学生のときもさすがに4ヶ月はなかったかも。

その環境を望んでたわけではないが六十三歳の居心地としてこれも悪くない。

7月、京都で陸上の競技会がある。

そうだ、京都行こう だ。

7月は奈良の玉戸さん慰問もしたい。

帰省もしたい。

愛知県へ越境するのだ。

 

 

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絶品メシ、イベリコ豚のハンバーグを食べて家を出る。

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雨が小止みになり、天神橋筋商店街を北へ歩く。

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隣は大阪うどんの「都そば」、隣り合って「いぶきうどん」

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きょうは竹輪の磯辺揚げをつけましたが、シンプルなかけのみでいい。

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マルスウイスキー「信州」はロックがお湯割りがいい。