ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2020/04/19 Sun. カーネギーとダーウィン

なんだかあっという間に日曜日だ。

ちょっと寝坊して、珈琲メーカー作動させて、ぬるい朝風呂。

珈琲と蜂の巣ケーキの朝食を食べながらネットを巡回する。

きのうの夜、映画を見ながらウイスキーオールスタートリオを一杯ずつ飲んだがダメージはない。

ただ体重は少し増えた。

300グラムはギリ誤差の範囲内。

この先の予測を語っている人のYou-Tube動画を見る。

どんな時も世界の終末みたいな予測をする人は一定数いて、それが受けたりもする。

おそらくその指摘はそれほど間違ってはいないが、暗澹たる思いにもなる。

 

 

不安だらけだ。

その中で健康面は最優先だ。

最低限の防御ラインがここだと決めている。

次の不安は経済面、稼ぎにある。

早くて10月くらい、あるいはもっと早く、今の収入がなくなるかもしれない。

ここから健康面の破綻もあるな。

貯蓄は0ではないのでしばらくは大丈夫か、しばらくはね。

ただ処世術として「最悪の事態をいったん受け入れる」という覚悟は必要だと思う。

 

 もし悩みの種を抱えているならば、三つのことをやってみるべきだ。

1.「起こりうる最悪の事態はとは何か」と自問すること。

2.やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。

3.それから落ち着いて最悪状況を好転させるよう努力すること。

              『道は開ける』(デール・カーネギー)

 

世界が変わる。

どう変わるのか?

 

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【2020年はこう過ごすつもりだった】

ことし2020年から終活を始めた。

そろそろ身辺を整理したい。

4月までに断捨離してリセットしたい。

身辺をすっきりさせて、あこがれの山に登ろう。

この先の人生には不必要なものを捨て去って、5年、10年のプランを出そう。

夏が近づくとオリンピックで世間がざわつく前にちゃんと考えよう。

と思っていた。

 

 

そこへこの新型コロナのこれだ。

身辺整理、終活は続行あるのみだが、その先の選択肢が変わってくるのは必然。

 

不安、いつ終わるか?

不安、どんな世界になるのか?

いま、ダーウィンの言葉だけが有効だ。

 

“It is not the strongest of the species that survives,not the most intelligent that survives.
 It is the one that is the most adaptable to change.” -Charles Darwin

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。

 唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』

 

何気なく日常を綴っている このブログ の人の無想に少しは救われたりします。

 

 ワンコの病院も、

 車の購入も終わりました。

 新しい車に乗り始める3か月後は、

 世の中はどうなっているでしょうか?

 コロナが終息しているとは思えませんが、

 少しでも光が見えていることを願います。

 

 でも、何もかも元通りになることは、

 あるのでしょうか?

 元通りが素敵な世の中だったとは思っていないけれど、

 変化は怖いです。

 未知のことは恐ろしく感じます。

 

 でも、一生懸命しがみついて、

 守っていた木の枝が

 ポキンと折れて、

 まっさかさまに落ちて行ったところが、

 今よりも素敵な世界かも知れないという

 思いもあります。           

                (「車を買う」)

 

 

昼前、ランチのパンを買いに出る。

メルカリで売れた古本をセブンイレブンで発送する。

オンコー・アン・マタンの外に7,8人の列が出来ている。

諦めてパンはセブンイレブンの金の食パンを買う。

ネプリーグを見ながらランチ。

ピーター・フランクルの博学ぶりに啞然とする。

彼は日本語という外国語で話しているのだ。

鶏むね肉のクリームチャウダーとトースト、牛乳。

 

注文しておいたバレーボールが届く。

ミカサの練習球(4号 ママさんバレー用)。

ジョグったり、バイクったり、ウォークったりするが上半身を使いたいと。

ボールをパスしたりするのは楽しい。

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昼からは少し断捨離を進める。

かなり空きスペースは出来たのだが、そこを空きスペースのまま放置しているので実質変わらない。

夕方、オンライン吞み会を開催。

缶ビールとバーボンのロックを楽しむ。

夕食時にも日本酒を吞む。

六角精二の「吞み鉄本線」の越美線の回を観る。

これ再放送か。

こういうのは二度観ても楽しめる。

「酒のほそ道」と同じだ。

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〆はフライパンで5分でおなじみのカレー蕎麦、ではなく素麺


案の定、ソファで居眠り。

就寝が遅くなる。

いま読んでいるのは小野寺史宣「夜の側に立つ」

面白くなってきた。

 

 メルカリで売れた太田和彦の本を梱包する前に読み返してみた。

松江の老舗BAR「山小舎」の先代のマスターのことが書いてある。

僕が最初にこのBARに来た時はこの方バーテンダーをしていた記憶がある。

おそらく2005年だったと思う。

以後、息子さんに代替わりした。

何年かあと2008年に行ったときに僕の隣りに先代が座って飲んでいた。

ちょっと酔っておられた。

流ちょうな標準語(東京言葉)だった。

奉天で終戦を迎えて、引き揚げ船で1947年頃に帰国したという話を聞いた。

奉天(瀋陽)のもっと北方から逃げてきた人々は悲惨だったという。

着ているものも布きれ一枚でひどく汚れていて男女の区別もつかなかったと。

この本を売ってしまったので、マスターの写真が載っているところを写真に残す。

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そうそう山小舎は昭和32年オープン、僕と同い年なのだ。

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