名曲 「この美しい世界」にのせて今日は What a global world !
パンデミックになって初めて実感としてグローバルを意識する。
国境が閉ざされているにも関わらず世界の情報が入ってくる。
その一挙一動で世界が連動したり動揺したり、つまり揺れる。
グローバルな世界ってこういうことか と思う。
僕は63歳だけど、こんなことって記憶にない。
戦争を知らない子供だった長老が言うんだから間違いない。
世界大戦のときの日本がどこまでグローバルだったか?
1月に太田愛の「天上の葦」という小説を読んだ。
物語の中で政権の圧力でつぶされる報道番組「国益ナショナル・インタレスト」は
海外のニュースを積極的に紹介するというのが大きなコンセプトだった。
その見識は現政権にとって都合の悪いものだから。
いま、まさにそうだよね。
ドイツのメルケル首相や台湾の蔡英文総統や、さらに政権が嫌っている韓国の大統領の情報は
もたもたして進まず、愚策に走り、無駄に後退戦を強いられるアベノマスクの無能が際立つものね。
日本の主要メディアを抑えている彼らにとって邪魔なのは欧米などの海外メディアで、
そこさえも反日のレッテルを貼って、日本は美しいモードを作り上げたいのだ。
ジョグしながら聞いていたTBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」でも、
今までオブラートにくるんで批判していた久米宏もさすがに頭にきたのか、
あるいはマジで国難はお前だと言いたかったのか舌鋒が激しくなって、いっそ気持ちいい。
久米宏が「接触8割減」の新型コロナ対策案を解説 北大・西浦教授提唱の数理理論
「最低でも7割減、極力8割減」と国民に呼びかけていることについて、8割減は西浦氏による数理モデルから導かれた数字だとした上で、「『できれば7割でもいい』なんてぽろっと言ったのはバカの骨頂」と指摘。「ですから、西浦先生のおっしゃっていることは信用したほうがいい。アベノマスクの言うことは信用しなくていい」と語った。
収束と終息について。
コロナウイルスは一刻も早くしゅうそくして欲しい、というとき、僕は収束を使っている。
終息は間違い何では?と思っていたが、こういうことらしい。
新型肺炎の「終息」? 「収束」? | ことば(放送用語) | NHK放送文化研究所
完全制圧が終息、さまざまな活動自粛や制限で沈静化するが収束。
まず事態が収束してから、終息ということか。
ま、終息は全面対決して犠牲を出さないと難しいみたいだね。
平民金子氏が「平民新聞」に書いていたこと。
ごもっともです。
こんな制限にがんばってるといつか切れる。
こういう状況の時って家の中が100点の状態には絶対にならないから、目標をどのくらいの所に置くか、みたいなあれになって、新型コロナのあれやこれやはちょっと勘弁してや、いつまで続くねんみたいな長期的なあれになると考えているから、私は50点から55くらいのところに目標を置きたい、いろんなものを取りこぼしながらもそのあたりをキープ出来れば、みたいな大ざっぱな見取り図を描いていて、何が言いたいかというと、私にしても妻にしても、無理をしたり自分を犠牲にしたりしないことだ、と自分に言い聞かせているし妻にもしつこく言っている。とりあえずわたしも少し前に作業がてら家を出てよそで一泊し、ずいぶんリラックスした気になったし、妻にも一人の時間を無理にでも過ごしてもらう。
夕方、甲子園浜まで走って、おいしい夕食。
ノンアルコールビールでスルーするが、ジャズの新譜を聴きながらウイスキーを飲む。
中山瞳トリオ、いいなあ。
NETFLIXでA木推薦の映画「最後の追跡」を観る。
こいつもウイスキーが進むぜ。