仕事帰りに尼崎駅で途中下車。
カルディで珈琲豆を買う。
きょうから断酒するので美味しいコーヒーは必需。
続いて甲子園口駅で途中下車。
甲子園会館(旧甲子園ホテル)が秋のライトアップ、一般公開の最終日。
フランク・ロイド・ライト直系の建築家の手によるもの、
予想以上に規模が大きくて装飾豊か、美術品のようだった。
敷地も甲子園口にこんな広い庭があるのかと驚く。
いまは武庫川学院の所有で、武庫女に新設される建築学部の広報活動のようだ。
桜の季節や新緑の季節、紅葉の時季の昼間にも来てみたい。
甲子園ホテルは、1930年、関西屈指のリゾートホテルとして西宮市の武庫川沿いに開業した。
フランク・ロイド・ライトの意匠を継承する独創的な名建築で、屋根には淡路産の緑の瓦、日華石と素焼きタイルの壁、
ホールの光天井に市松格子の障子、シンボルの打出の小槌のオーナメントなど、洋式建築に巧みに「和」の要素が取入れられ、
華麗でモダンな姿は「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称された。
皇族、閣僚をはじめ、文化人や海外の要人が宿泊。大リーガーのベーブ・ルースらも利用し、
舞踏会では音楽家 山田耕筰がオーケストラを指揮したといわれる。
しかし太平洋戦争の激化で1944年に国に接収され、海軍病院となった。
終戦後は、アメリカ進駐軍の将校宿舎として10年にわたって使われ、その後は旧大蔵省が管理。
1965年「由緒ある建物を管理保存したい」と、学校法人「武庫川学院」が国から譲り受け、
同学院甲子園会館と名付け、一部改修して教室として利用。見学者を受け入れ、
近年は市民向けオープンカレッジとしても活用されている。 (ウィキペディアより)
先日、西宮図書館でポスターを見て知った。
いつかは行きたいと思っていた。
一般公開はしてるのかどうかも知らなかった。
事前予約不要で無料と名建築を見る絶好のチャンス。