ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/10/7 Mon. 人生は別件なのだ。

きのうの日記には塞翁が馬というタイトルをつけた。

逆も含めて、とも書いた。

人生の吉凶は単純ではない。という話。

それとはちょとズレるが今日は“逆塞翁が馬”的な話を。

 

昨日 RX100M3で撮ったワンカットです。

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2012年の1月、僕は左肘の手術をした。

左の小指が痺れていた。

高校時代に体操の練習中に骨折した箇所が変形していて、加齢とともに神経を圧迫していたのだ。

病名は肘部管症候群。

このまま進行を放置しておくと小指がしびれたまま曲がらなくなるらしい。

進行してしまうと手術でも治せない。

手術を薦められて3泊4日で入院、手術をする。

治療完了。

 

そして7年後の今年、2019年の3月。

青春18きっぷで紀伊半島を一周した。

三重の多気という駅でのこと。

ツイートしている。

 

津を過ぎたあたりから眠ってしまった。連れに起こされて助かる。

ゴミ袋を忘れてあわてて列車に戻るときにつまづいて結構派手に転ぶ。

右手の人差し指を食べる突き指したかも。

転んだときにiPhoneを落としたようで若い学生に手渡される。感謝。

(03月31日)@shioshiohida

 

転倒は怖い。好事魔多しはキュウリのことではなかった。

酒酔いではないという思う。

足か、体幹か、脳か、何かがおかしい。

転倒は怖い。

2013年、2018年も転倒がきっかけだった。

(03月31日)@shioshiohida

 

左手の人差し指を突き指した。

腫れたが新宮の薬局でしっぷを買っただけでしのぐ。

帰宅しても病院へは行かなかった。

腫れがなかなか引かなかった。

痛みはそれほどなかったので病院へ行かず。

一ヶ月ほどして、いや2ヶ月近く経っても指がうまく伸びないし曲がらないので整形外科へ行く。

レントゲンを撮ると骨折していた。

痛みはない。

すぐ病院に行けば良かったのだけどもう遅い。

まっすぐには戻らないよ、と医師に言われる。

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まっすぐ伸びなくなった。

 

で、7年前の手術を思う。

小指と薬指が曲がらなかったけど、別の原因で人差し指が曲がってしまった。

塞翁が馬には例えられないけどね。

小指と薬指は神経からの曲がりなのでもっとシリアスだったと思うが…。

 

それより、あの転倒はヤバかった。

人差し指の骨折で済んでよかったと思う。

頭部を撲ってたらまた頭蓋骨骨折か顔面骨折してたかも。

こっちの方がよほど塞翁が馬的かも。

 

思うこと。

人生ってやっぱり別件なのだ。

 

人差し指が曲がったままでも生活に支障はない。

人をまっすぐに指させないことくらいか。

それとギターのコードを抑えるときに詰まる感じがする。

 

…今日から大阪マラソンの市民ランナーのリサーチを始める。

うーん、これだ!というのがないね。

 

一週間ぶりに新社屋のフロアへ行くとなにか自分が取り残されたような気分になる。

ま、実際 最前線で仕事してるわけでなし。

自分とは関係ないところで物事は動いている。

がっつり関わるのも避けたいというのも本音だ。

でも…人生は別件。

いつ何が舞いこむか自分では決められない。

でも、そろそろ自分で決めないとね、とも思う。

 

…夜、リサーチを一段落して大阪城公園を走ろうとした。

ランステに行くと…10人規模のグループがチェックインしている。

ロッカールームの混雑を想像してギブアップする。