未明の雨は上がっていた。
天気予報ページにはしばらく晴れマークが続く。
五月の青空は何ものにも代えがたいと思う。
15年ほど前に碓氷峠を一人で歩いた。
輝く新緑に囲まれて思った。
「5月は仕事は一切しないで長い休暇をとりたい」
望めば…出来ないことはない。
でも、しない。
人生いろいろあるんですよ。
健康のことを思う。
いつも、そしていつまでも心身が健やかではない。
そして5月の魅力を享受するためにそれは欠かせない。
朝、ゆっくりと走り出す。
空気は乾いて、ひんやりして気持ちがいい。
短パンに極薄のウインドブレーカーでちょうどいい。
同じマンションの一階の部屋の庭にバラが咲く。
5月はバラの季節だ。
Elvis Costello & The Attractions - Good Year For The Roses - YouTube
夙川沿いのこの樹の花もこの季節はおなじみなのだけど…。
♫ 野に咲く花の名前は知らない それでも野に咲く花が好き (寺山修司)
野ではないけど。
カエデ系の葉はいまようやく若葉だ。
塚口サンサン劇場のたたずまいが好きだ。
ケヤキの葉が木漏れ日を落とす。
どこか日本ではないアジアの新興国の映画館みたいな。
そうか、ここは昭和40年代全盛のシアター、日本はまさに新興国だったんだと気がつく。
そして、当時から世界に冠たる国の勇気ある彼女のお話。
この映画を見ようと思ったのはこのブログのレビューでした。
日米の今の政権によって世界がフェアでなくなっている。
半世紀以上前にこの女性が起こした「異議あり!」はどれだけ勇気あることだったのか。
規模はささやかだけど「マイブックショップ」でも女性の勇気が強く輝いていた。
ハリウッド映画っていろいろ言われるけどフェアネスを守るリベラルな人々が映画を作ってる。
悲しいかな、この映画の主人公と同一人物だと最後までわからなかった。
フェリシティー・ジョーンズ、どっかで聞いたけど、どこだっけ?
たぶん題名は知ってても僕がまだ見てない映画に出てるのだろうな、なんて思ってた。
2年前にしっかり見てた!
「スターウォーズ ローグ・ワン」
スターウォーズシリーズはほとんど見てなかったけどこのローグワンの評判がいいので見たのだった。
実は…ストーリーはおぼろげにしか憶えてない。
予告編を見て少しだけ思い出した。
盲目の戦士ドニー・ウェンがサッカーの長谷部に似ていたことを思い出す。
あらすじやキャストが全然定着していない。
感想をちゃんと書かないからだろうか。
局で動画の取りこみ作業。
きょうは飲めるな、と思ってセルジオやY田にラインする。
セルジオは仕事、Y田は柏原の実家から忘れものをとりに住之江に向かっているという。
2時間後、Y田に、今どこ? と送ると、まだ住之江に着いてない、寝過ごした、と返信。
無理せずに、と送ると、48時間勤務で疲れている。仮眠はしたんだけど、と届く。
天満の「大安」で独酌。
相変わらずカウンターの出来る美人スタッフがいい。
なんだかトクした気分になる。
帰宅してプールへ行き久々に筋肉体操とAqua Walk。
ようやく体調が戻ってきたので自宅でハードリカー。
とっておきのJapanese Whisky を開栓する。
こんなときグラスはバカラ。
冷蔵庫の氷でなく購入したロックアイス。
鹿児島の本坊酒造が信州伊那のマルス蒸留所で作った酒精
マルスウイスキー「越百(こすも)」
スモーキーさを抑えた口当たりのいいモルトウイスキー。
でも、シングルモルトではない。
数種のモルトウイスキーだけをブレンドしたもの。
いわゆるバッテッドモルト。
一杯だけにしておこうと思ったけど…もう8オンスだけ