できることの少ない日は、少なくなにかをする。
(糸井重里「ボールのようなことば」)
きのう、3軒ハシゴ酒をして、あげくに環状線を一周し、帰宅が翌日だった。
夜明けに吐き気がして、やがて膨満感になり、一日が無駄に消えた。
特に予定がない、ということが仇になってしまった。
たまにこういうことはある。
もう終わりが見えつつある人生での一日の損失、がっかりする。
夕方、ロードバイクで図書館へ行く。
2冊返して4冊借りる。
スターバックスへ行き今日初めての珈琲を飲みながら本をパラパラやる。
水丸さんの「東京美女散歩」は分厚い本だ。
2009年から2013年に小説現代の連載された東京散歩エッセイ。
水丸さんが亡くなったのが2014年3月だから、亡くなる1年前まで書いていた原稿だ。
最後は八丈島を歩いている。
他には 松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」、登山ガイド分県シリーズの新潟と鳥取。
スターバックスのテラスルームは温室みたいに全面ガラス張り。
夕立があって季節が逆戻りしたように寒くなった。
冬みたいな北風が囂々と音をたててテラスルームを揺らす。
帰宅して熱いフカヒレ雑炊を食べた。
散歩についてきたこの子たちも心配そうだった。
膨満感で午前中は横になっていた。
その分、深夜に眠れない。
amazonプライムで肩の凝らない映画を見よう。
2009年の作品「ゾンビランド」にする。
豪華キャストだ。
「ソーシャルネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ、ご存知ウディ・ハレルソン、
エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン、ビル・マーレイが本人役で出演している。