ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2019/3/21 めまい、そしてイチロー

まさか、は起こる。

最近、普通に起こると思えるようになってきた。

イチローのラストステージがセーフコでもなくグリーンスタジアムでもなく、

東京ドームだなんて…まさか!

そして、深夜の引退記者会見、最後までイチロー流でした。

「(自分のコメントに)……締まったね。みなさんも眠いでしょ。それじゃあ、もう帰ろうか」

写真は2000年4月、取材中にこっそり撮った一枚です

(当時、その4月始めにデジカメを買ったばかりでした)

このシーズン、51番は .378 で7年連続首位打者を獲得、

翌年、シアトル・マリナーズに入団しMLBを席巻します

あしたスターバックスのイチローの262安打記念カードを使おう。

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朝、ヒロの体調が悪い。

「きょう、ダメかもしれん」

夜にビルボードで手嶌葵のライブがあるのだ。

めまいが原因の吐き気がしてリバースした。

めまいの原因はわからない。

ときどきある。

昨日作ってもらってた野菜スープとパンで朝食をとり家を出る。

 

桜ソングってのは山ほどあって、今も作られ続けている。

同じ時期、桜よりちょっと早く咲くモクレンの歌はあるのだろうか。

いろんなシンガーがかばーしている「木蓮の涙」、青森出身の女性デュオの「白木蓮」くらいか。

♪ 木蓮のつぼみが 開くのを見るたびに あふれだす涙は 夢のあとさきか

「木蘭の涙~acoustic~」スターダスト☆レビュー【LIVE】 - YouTube

♪ 春遅き庭に 白もくれん 惑うわたしの こころの色

サエラ「白もくれん」2010年10月6日発売! - YouTube
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寝屋川沿いの白もくれん、ホテルの正面のこの樹だけが満開でした。

大陸的な大きな白花を実のようにたわわにつけている。

モクレン科、英名はマグノリア。

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白もくれん、まさに ホワイト・マグノリア!

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朝のナレ録りの日は時間を持てあます。

やるべきことはあるけど切羽詰まってないのでやらない。

ノートパソコンで出来ることだけやる。

卒業特集の表紙画のコラージュとか。

午後になると必ず眠くなるポンコツ。

仮眠室のソファで横になると2時間ほどそのままだった。

ヒロにメールするが今日は行けそうもないとのこと。

ライブは7時半始まり。

iPhoneで映画を検索する。

今日は祝日なのでメジャー映画は混むだろう。

上映時間でググると候補は2つ。

「立ちあがる女」と「ギルティー」、ともにリーブル梅田。

ともにアイスランド、デンマークと北欧の映画・

予告編を見て「立ちあがる女」がいいだろうとリーブルへ行く。

アイスランドの映画って「春にして君を想う」以来かも。

あの風景を見るだけでも価値がある。

チケット売り場で前の人が「立ちあがる女」を買っていた。

モニターで席を指定する。

その画面を見たらけっこう混んでいた。

急きょ、「ギルティー」に変更する。

88分と短いのもいい。

 

映画「ギルティー」@リーブル梅田

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事件の現場は一切映されない。

緊急コールセンターと音声のみで進行する。

「事件解決のカギは電話の声だけ。88分、試されるのはあなたの<想像力>」

コピー通り、音だけで映像を想像する。

この感じは本を読むのに似ている。

悪くないぞ、と思いながら見続ける。

主人公はもともと現場の捜査官で、なにかやらかしてコールセンター勤務になっている刑事。

だから電話で指図して解決しようとする。

後半で大きな見込み違いをしているのが発覚する。

なんとなく想像の中だったけど。

手法としては面白いなと思った。

あくまで刑事であって現場経験はあるが音声解析のエキスパートというわけではない。

この刑事がそこまでやる必然性があるか?という理由付けは薄い。

切羽詰まって最悪の結末に…ということろで光明がさすという展開。

当然ながら全面解決ではない。

それでいい。

音楽は一切入らない。

エンドロールの前に効果音のような旋律が流れる。

主人公の俳優は難しかっただろうな。

88分、1100円払って損はしない映画でした。

緊急コールセンターのウオータークーラーとか無機質な描写がいい。

 

開演まで1時間ほどある。

ヒロと行く予定だったガーデンシティのサイゼリヤへ一人で行く。

赤ワイン250mlデカンタ、アスパラガスの温玉、生ハムとミニフォカッチャ、ペペロンチーノ。

ちょっと食べ過ぎた。

 

手嶌葵ライブ@ビルボード大阪

カジュアル席(カウンター)2席を一人で使う。

ビルボードはほぼ満席だった。

隣りが単独女性だったので一席空けて坐る。

 

 

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ドリンクは2つ。

一席分5900円のドリンク。

一杯目はジントニック、二杯目はスーパーニッカのロック。

このロックがダブルというかトリプルくらいの量があった。

飲み残す。

手嶌葵コンサートに初めて行ったのは2009年6月の竜野市のホールだった。

あのとき20代前半だった彼女も30代。

ちょっとおばちゃんになってきた。(笑)

きょうは僕らのお気に入りの曲は歌わなかった。

「テルーの歌」「虹」「流星」「ROSE」あたりが聴きたかったなあ。

 

帰宅するとシアトル・マリナーズvsオークランド・アスレチックスが続いていた。

イチローが現役引退を発表して臨むラストゲーム。

思えば2004年、僕は病院のベッドでイチローの安打数を数えていた。

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濃霧の夜、湿気が凄くてまた火災報知器が誤作動した。

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