暖冬、洛北の西洋居酒屋で眼鏡堂&K谷氏と吞む。
エスカルゴとバケットにアルザス地方の葡萄酒が合う。
きょうは月に2日と決めている解禁日。
3人で白と赤を一本ずつ飲み干す。
61歳と50歳と39歳が人生について語る。
ネットメディアの原稿料が安い。
でも、発表できる場があることは幸せなんですよねえ、とか。
そうそう、僕は最近またとみに思うようになってんですけど、
ほら、植木等の歌にあるじゃないですか、人生に大事なことは、なんでしたっけ?
無責任と、C調と、タイミングでしたよね。
その中でもタイミングって意外に一番大事なんじゃないかなって思うことしきりなんですよ。
♪人生で大事なことはタイミングにC調に無責任
時代小説を読んで歴史を振り返ってもタイミングが大事。
あのとき、あの人物があの人物と出会わなかったら、
彼が1年生まれてくるのが早かったら遅かったら、とか、
仕事でも同じ企画でもタイミングによって歓迎されたり、無視されたり、
大事なことはタイミングだよねえ。
空気が一瞬にして変われば、それがタイミング。
思い出せばタイミングの重要度は語り尽くせないくらい。
でも、21世紀も20年近く過ぎた今、声を大にして、
「タイミングが大事だよ!」と言う人もいないし、歌の歌詞にもない。
生島氏がある歌を思い出した。
ほら、坂本九が歌ってたタイミングの歌って何だっけ?
ググったらすぐに出てきた。
「ステキなタイミング」
https://www.youtube.com/watch?v=WcMZeJeQJ3o
歌詞を読んで笑った。
これ、今だったらアウトでしょ。
自粛して放送してないよなあ。
こんな歌詞でした。
https://www.uta-net.com/song/42995/
1960年代、おおらかで正直でステキな時代でした。