11月後半、晴れが続く。
紅葉が終わり、落ち葉が舞う。
空気は清冽、身が引き締まる。
つくづくいい季節だと思う。
晩秋、最後のかがやき。クリックで拡大します
それでも年を重ねるごとに寒さの耐性が弱くなっている自覚がある。
高校生の時はコートなんて持っていなかった。
学生服が最強のアウターだった。
制服の下にセーターを着るくらいがせいぜいの防寒着。
ぺらイチのウインドブレーカーを持ったのは大学に入ってからか浪人の頃かな。
袖に3本線の入った紺色のアディダス。
ユニクロなんて当然なかった。
大学に進学して金沢に住むようになり初めての冬、バイトで貯めたお金でコートを買った。
労働者の着るようなカストロコートみたいな防寒着。
大雪の日の夜、それを着て無人の兼六園に忍び込んだ。
寒いなんて記憶は全くない。
いま所有の防寒着で最強なのは何だろ?
たぶん結婚する前に買ったゼロポイントの真っ赤なダウン。
1998年の長野オリンピックの仕事で着ていった。
なにぶん真っ赤なので普段はあまり着ない。
脱いだときや電車の中でかさばるし。
4キロ弱走る。
夙川沿いで一番の巨木。
ニレだろうか、ケヤキだろうか。
翠橋からの定番のカットです。
梅林も燃えてます。
♪まるまった背中に もらい泣き
今朝はユリカモメがめっちゃ元気。
初冬の海の煌めき。
図書館へ寄る。
明智光秀の本、後藤正治の「天人~深代惇郎と新聞の時代~」、外山滋比古の「ゆっくり急ぐ」、
立松和平「はじめての老い、さいごの老い」などを借りる。
立松和平がこのエッセイのもとになる連載をしていたのが僕と同じ61歳。
翌年には62歳で亡くなっている。
毎月のように登山をしていた立松氏が腰の痛みを訴えている。
加齢のせいだと書いているがもしかして…と思った。
死因はかい離性動脈瘤破裂だったというから違うかも。
トイレには益田ミリの「永遠のおでかけ」、外山滋比古は老境を描いたエッセイ、
そして立松和平の本となんだか終活のための読書ばかりだ。
(外山さんはご存命で95歳だという、氏は僕と同郷に三河人)
大阪マラソンの打合せに出る。
去年は山形、東京、松江と取材に出かけたのに今年は大阪市内ばかり。
資料の字が小さすぎて読めない。
道具の力を借りて仕事をする。
夜のはずの取材対象者との打合せが早まり南港へ急ぐ。
途中、地下鉄の中で神戸屋で買ったカツサンドを食べる。
あたためてくれるのはいいけどレンジだとべちゃべちゃになって全然美味しくなかった。
これならセブンイレブンの方が安くておいしい。
選挙ポスターのようです。
大阪万博はあす未明に投票があるそうで。
南港の摩天楼、右がWTCビル、左がミズノ本社ビル。
ポスターが貼られる。
この冬は2組買おうかな。
岐阜の山城めぐりと帰省で5枚(セルジオ分含む)、その前に黒井城と福知山で2枚、
一人旅で1枚、一月に霧氷の山へ行って2枚、でちょうど10枚になる。
ぷよねこカフェめぐり#5「ばん珈琲店」@森ノ宮
ここも「星霜」と同じく初めてではない。
少なくとも10年くらい前から何度か来ている。
今回は2015年以来、3年ぶりになるか。
ノートPC、勉強禁止の珈琲のみの専門店。
ブレンドのType C とシフォンケーキ。
Cは最強の濃厚な一杯だ。
以前、ここの豆を買って家で淹れたらキツくてとても飲めなかった。
お店に限る。
局には寄らずに梅田へ行く。
ヨドバシで転落したときに壊れたセイコーの腕時計のベルトを修理に出す。
すると…受付のおじさんが、あ、これね、と軸を裏に持って行って曲がってるとこを直して、
ベルトにつけ直したら、あれ? 元通りになった。
あ、これ修理代は…というと、ああ、いいですよ、と言われ無料だった。
軸を捨てないで持っていてよかった。
そういえば転落事故のときにズームレバーが壊れ、その後、ジョギング中に落として
シャッターがおりなくなったSONYのデジカメ(光学20倍)も修理しようかと思い直す。
新品で一番下のサイバーショットを買い直しても13000円くらいする。
定額修理で15000円なので、ちゃんと元通りに直れば嬉しい。
衝撃はあっても機体は無事だし。
今後も2年3年使えたらその方がいい。
たぶん下の機種より画も少しはきれいだろうし。
夜は冷える。
もうダウンが欲しい。