ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/10/28 7年26本の思い出

階段転落で怪我してから、さすがに山登りとかマラソンはしてないけど、

ロケしたり、日帰りバス旅行したり、病院へ検査に行ったり(当たり前か)、で出歩くこと多し。

ただ映画とか、ライブとかはなかなか行けてない。

 

きょうも大阪マラソン特番の撮影です。

ワンマンクルーのショートムービーは自分で発案して2011年の第一回から続いている。

もう8年目になるのか…。

これまで何人の市民ランナーを撮影しただろうか。

南港フェリーターミナルに停泊する「さんふらわあ」、鹿児島と別府へ行く船。

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市民ランナーの1分間ショートムービーは何本つくったのだろう?

最初の年、2011年は6本作って5本オンエア、長めの1本が放送出来なかった。

2012年は5本作って1本流れず、2013年は3本、2014年は4本、2015年は2本、

2016年は2本、去年2017年は4本お手伝いだけした。

取材対象のランナーとは今もFacebookなどで親交があり、僕のキャリアの中でも特別な仕事だ。

年々、少なくなるのは哀しいなと素直に言えてしまう仕事だ。

 

2011年に取材したランナー、もう8年経つ。

僕は53歳だった。

今思えば若いな。(笑)

今思えば元気だった。(笑)

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そうなんだよな。

映画『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』に幸せに生きるためのアドバイスがあった。

 ・日々を普通に生きること。

 ・つまらないと思った一日があったら、その一日をもういちど振り返ってみること。  
  考え方や見方を変えるとまんざらでもない時間が流れているはず。


  そして、

 ・未来から来た人間だと思って今を大事に生きること。

いま61歳の自分が2011年にタイムスリップしたら…。

8年前、ショートムービーを四苦八苦しながら撮影している自分に何て言うだろう?

 

南港で撮影、ジャンボタクシーで京橋へ戻り、そのまま淀川河川敷へ。

しばらく待ってグループで走るランカットを撮影する。

いったん、帰社して「杜の都駅伝」の最終区間を見る。

名城大無双。

 

ささきしょうこプロが今季2勝目。

メンタルの病気を克服したら強くなってた。

見習わなければ。

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ふたたび歩いて京橋へ。

撮影です。

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撮影です。

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NHKドラマ「フェイクニュース」です。

「ネットを見ていればわかるでしょ。みんな本当のことなんてどうだっていいんです。
 自分にとって都合の悪い話は信じない。信じたいことだけを信じる。

 事実はいくらでも歪んでくる。それを望んでるのは彼ら自身だ。一生ダマされ続ければいい。」

「ダサいな、端から見ると。

 あんたがオレと同様、賢くて、世の中を醒めた目で見てるのはよーくわかった。

 でもな、本当に賢い人間は社会の崩壊なんて願わねーんだよ」

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主人公の東雲樹、悪くないけどちょっと 出来すぎさん かなって思った。

結局は大手新聞社の記者こそが…なのかな。

現場主義、裏どり命ってのには賛同したけど。

まあ、ガンバレってエールとしてとらえましょう。

僕はイーストポストの編集長や現場取材しないライター矢本らに興味があった。

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ラストに近いシーン。

北川景子が猿滑の話を聞くなんともいえない柔和な表情が美しい。

東雲樹になりきってるな、と思った。

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