階段転落で怪我してから、さすがに山登りとかマラソンはしてないけど、
ロケしたり、日帰りバス旅行したり、病院へ検査に行ったり(当たり前か)、で出歩くこと多し。
ただ映画とか、ライブとかはなかなか行けてない。
きょうも大阪マラソン特番の撮影です。
ワンマンクルーのショートムービーは自分で発案して2011年の第一回から続いている。
もう8年目になるのか…。
これまで何人の市民ランナーを撮影しただろうか。
南港フェリーターミナルに停泊する「さんふらわあ」、鹿児島と別府へ行く船。
市民ランナーの1分間ショートムービーは何本つくったのだろう?
最初の年、2011年は6本作って5本オンエア、長めの1本が放送出来なかった。
2012年は5本作って1本流れず、2013年は3本、2014年は4本、2015年は2本、
2016年は2本、去年2017年は4本お手伝いだけした。
取材対象のランナーとは今もFacebookなどで親交があり、僕のキャリアの中でも特別な仕事だ。
年々、少なくなるのは哀しいなと素直に言えてしまう仕事だ。
2011年に取材したランナー、もう8年経つ。
僕は53歳だった。
今思えば若いな。(笑)
今思えば元気だった。(笑)
そうなんだよな。
映画『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』に幸せに生きるためのアドバイスがあった。
・日々を普通に生きること。
・つまらないと思った一日があったら、その一日をもういちど振り返ってみること。
考え方や見方を変えるとまんざらでもない時間が流れているはず。
そして、
・未来から来た人間だと思って今を大事に生きること。
いま61歳の自分が2011年にタイムスリップしたら…。
8年前、ショートムービーを四苦八苦しながら撮影している自分に何て言うだろう?
南港で撮影、ジャンボタクシーで京橋へ戻り、そのまま淀川河川敷へ。
しばらく待ってグループで走るランカットを撮影する。
いったん、帰社して「杜の都駅伝」の最終区間を見る。
名城大無双。
ささきしょうこプロが今季2勝目。
メンタルの病気を克服したら強くなってた。
見習わなければ。
ふたたび歩いて京橋へ。
撮影です。
撮影です。
NHKドラマ「フェイクニュース」です。
「ネットを見ていればわかるでしょ。みんな本当のことなんてどうだっていいんです。
自分にとって都合の悪い話は信じない。信じたいことだけを信じる。事実はいくらでも歪んでくる。それを望んでるのは彼ら自身だ。一生ダマされ続ければいい。」
「ダサいな、端から見ると。
あんたがオレと同様、賢くて、世の中を醒めた目で見てるのはよーくわかった。
でもな、本当に賢い人間は社会の崩壊なんて願わねーんだよ」
主人公の東雲樹、悪くないけどちょっと 出来すぎさん かなって思った。
結局は大手新聞社の記者こそが…なのかな。
現場主義、裏どり命ってのには賛同したけど。
まあ、ガンバレってエールとしてとらえましょう。
僕はイーストポストの編集長や現場取材しないライター矢本らに興味があった。
ラストに近いシーン。
北川景子が猿滑の話を聞くなんともいえない柔和な表情が美しい。
東雲樹になりきってるな、と思った。