急転直下、というわけでもなく、ある程度予想していたことだけど、金曜日に撮影を決行する。
初めての仕事で、カメラマンとも打合せ出来ずに、しかも早朝6時撮影開始、前泊。
こういう時ってなぜか “さみしかなし” の感情が表出してくる。
遠くへ行くわけでもないのに自宅でヒロといっしょに過ごす時間が愛おしく思える。
終わってしまえば何てことは無いのだが…不思議だ。
3年前に東京仕事での嫌な思い出が甦るからだろうか。
午後イチでいつもの会議に出席。
同じことをただ繰り返すだけの気持ち悪い物言いに辟易する。
なんとかクリアして覚悟を決める。
おおげさだけど。
始まるまでは重いけど始めってしまえば あっという間に終わる。
というか一日で終わるのだ。
久々に平野翔子さんのライブへ行きたいと編成Mのお誘い。
谷町のグラバー邸というライブスポットへ行く。
走る予定だったのだが雨と疲労を溜めないようにと自粛。
結局、雨は降ってなかったのでせめて天満橋から歩く。
ライブ前に腹ごしらえ、中国東北部の料理の「餃王」って店があった。
満州料理、いま流行り?
たしか京都にも「東北家」って店があったな。
満足して食べ終わって女将さんに聞くとハルピン出身とのこと。
「グラバー邸」は9階にある。
8時20分ころ、店に入るとすでに翔子さんが歌っていた。
客は初老の男性が5人くらいだったろうか。
今日はジャズと言うよりポップス中心だった。
スティービー・ワンダーのParttime Lover とか。
赤ワインのボトルを注文する。
休憩時間にMがリクエストする。
同じスティービーの Isn't she lovely ?
彼女が歌おうと曲を紹介するとMは居眠りしてた。
スタージから、リクエスト曲いまから歌いますよ、と言われて目を覚ます。
03 Isn't She Lovely 平野翔子vo 村山義光g
客は僕らを入れて5人だったがアンコールする。
Radwimps の曲「なんでもないや」
上白石萌音バージョンだった。
リクエスト曲で寝ていた無礼な客を翔子さんはエレベーター前まで送ってくれました。
谷四から東梅田、大阪駅から西宮、雨は降っていなかったので自転車で帰宅。
24時を過ぎていた。