そういえば、今日は日航ジャンボ機墜落事故の日だ。
1985年8月12日、もう33年前の出来事か…。
僕はまだ二十代で香露園近くの木造アパートに住んでいた。
もちろん暑かったけどエアコンなんてなくても耐えられた。
今じゃ…いやいや30年以上も昔、あの頃は物事にはずっと張りつめた空気があった。
日射しはずっと暖かかった。風は冷たく、犬はずっと賢かった。
(なんてハードボイルド小説みたいなことが書きたかっただけですが)
日航事故の話でした。
その事故のニュースを今ミヤネ屋でフロアをやっている I という男のアパートで知った。
テレビの緊急速報だったと思う。
当然ながら夏の暑い日で、その日のことを意外にも鮮明に憶えている。
I の住んでた雰囲気のあった借家も、僕が住んでた木造アパートも、裏手にあって銭湯も今は無い。
それらがあった気配も消え、文字通り跡形もない。
30年以上も昔だもの。
僕はまだ生きている。
毎日、コアラのように眠いけど。
ほそぼそと生きている。
コアラの話ばっかで申し訳ないけど、猛毒のユーカリを解毒するのに肝臓とか使ってしまって、
のべつまくなしに眠くなるってのは知ってたけど、僕らがアルコールを飲んで眠くなるのって
これと同じように肝臓を働かせるからですよね。
夜中に飲み食いしたら、朝起きたときに疲れが残るのも同じことですよね。
肝臓や腎臓の働きって凄いな。
今日は甲子園の外野席に初めて金を払って座る。
DVDで「ジュラシックワールド」の最初のを観る。
遺伝子操作が凶暴な殺人恐竜が誕生するお話。
でも、このショーの主役、モササウルスが最強でした、というお話。
「ジュラシックワールド」に出演していたクリス・プラットつながりと、前から観たかったのと、
ジェシカ・チャスティンが主演してるというモチベで「ゼロ・ダーク・サーティー」を観る。
amazonプライムの見放題で。
見終わって、なんでこの映画のタイトルがゼロ・ダーク・サーティーなの?と疑問残る。
あ、襲撃の時刻か、あ、特殊部隊の用語か、作戦名か、わかりました。
星陵と済美のタイブレークは自宅で居眠りしながら観ていた。
逆転満塁サヨナラホームラン!
まさかの展開、まさかの結末に胸騒ぎがして、甲子園まで2マイル、自転車を走らせる。
今大会から外野は有料になった。
初めて外野自由席ワンコインのチケットを買う。
第4試合になると1塁3塁の内野自由席も、ワンコインの外野もチケットを追加販売する。
入退場数をチェックしてるわけではなく、主催者が見た目で判断しているらしい。
第4試合になっても外野席は混んでいた。
ライトスタンドほぼ最上段に坐る。
浜風が吹き抜ける。
ほどなく照明が点灯、緑の芝が美しい。
第4試合は慶応と高知商業。
慶応のエースが打ちこまれメルトダウン。
高知商のヒットが出るたびに外野スタンドが爆発する。
外野は関西の地元住民がほとんどだからアンチ関東。
加えてアンチお坊ちゃまだからね。
高知商業は地方で公立、わかりやすい図式。
でも、大量点差がつくと慶応のヒットに拍手。
判官びいきなんです。
球場が異様な雰囲気になる。
だから奇跡の大逆転が起こりやすい。
溢れんばかりの両アルプス。
大差で負けているのに慶応アルプスは熱い。
“陸の王者” が甲子園にこだまする。
鳥肌ものでした。
一方、3塁側の高知商業アルプスから聞こえるのは ♬土佐の高知のはりまや橋で……
よさこい節だ。
女子高生の大コーラス、実に楽しそう。
アルプスをステレオで味わう甲子園の愉しみ。