信楽のロケハンを兼ねてブロンプトンで出動する。
JRの快速で草津まで、草津線に乗り換えて貴生川駅へ。
ブロンプトンで野洲川の河川敷やスポーツ公園を下見する。
いきなりの坂でへこたれる。
信楽方面へ向かう。
ダラダラ登り坂が続く。
そうだよな、信楽ってゆるやかな丘陵地ってイメージだけど自転車だとこんな坂がキツイ。
信楽高原鉄道というだけあって標高は少し高いのだ。
カーブしながら、信楽への道は ずうううううううっ と登っている。
ペダルを踏みながら「まだ続くか、まあだ続くか」と呪う。
それでも梅雨の晴れ間のさわやかな光は気持ちいい。
仕事なのか、遊びなのか、この曖昧さな居心地が僕の仕事である。
近畿地方は高気圧の下。
野洲川の上を移動していく白い雲。
ロケハン終わりで完全なる遊び。
貴生川から草津線で柘植駅、関西線(一両編成)に乗り換えて笠置駅へ。
なぜか車内はすべてのカーテンを閉め切ったまま。
景色を楽しみたいのに…。
平日の昼間は地元の人ばかりなのかな。
旅の中高年も数人いて悲しそう。
貴生川に入る時、ICOCAで入ってしまったけど関西線では使えない。
笠置で証明書を出してもらう。
ややこしいことこの上ない。
1時間ほどしか無かったけど 「わかさぎ温泉 笠置いこいの館 」へ行く。
去年の暮れに行った温泉で、しばらくリニューアル工事で閉鎖してた。
でも、どこがリニューアル?という印象でした。
湯はいい。
すべすべのアルカリ泉。
平日の午後4時半、人が少ないのもいい。
露天から見上げる新緑がいい。
これ以上、何がある。
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朝は特製の鶏そぼろ丼。
卵黄の醤油漬けがちょっと崩れてしまった。
草津線の車窓に近江富士(三上山)。
いつかこれにも登っておきたい。
信楽の雲井駅付近の国道に地元出身のパラトライアスリートの垂れ幕が!
信楽高原鉄道は1991年に42人の死者を出す列車事故で有名になってしまった。
現場付近には慰霊碑がある。
いまはひたすらのんびりと一時間に一本の運行だ。
勅旨駅にて愛車ブロンプトンを撮る。
勅旨の集落に白い花が咲く。
蕎麦の花だろうか。
桜の季節に来たかった笠置の駅。
昼に草津で買ったパンを2ヶ食べた。
バイクを漕いで腹が減ったが関西線の駅にはコンビニなどもない。
空腹のまま湯につかる。
帰りは笠置〜加茂〜木津〜奈良〜王子〜天王寺〜大阪と大和路快速で一本。
自宅で「吉本陸上」を観ながら少しだけ吞む。