こんなに爽やかに晴れたりすると返って焦る。
去年も梅雨入り前にこんな日が数日あったような記憶がある。
そうだ、去年の6月2日は早く逝ってしまったUのお別れ会があった日だった。
こんなことを書いた。
4月に亡くなったUのお別れの会があった。
3日前までの予報がはずれ、透みきった初夏の青空が広がった。
空気は爽やかで日差しもやわらかい。
会場となった谷町四丁目のポスプロには多くの人が集まった。飾られたUのコラージュの一枚一枚の写真は時代の空気や色や匂いを閉じ込めている。
僕を含め 集まった人たちのほとんどが故人と同年輩。
同じ時代、同じ季節を生きてきた。
みんな一様に年老いて、一様に疲れた顔をして、何十年ぶりかの再会に言葉をかわす。
ずいぶん遠くへ来てしまった……。
諦念を白髪と顔のしわに漂わせてビールを飲んだ。
多くを語るまい。
Uのところまで行くのにそれほど遠くない時代を生きている。
ブロンプトンでどこかへツーリングしたいな、と思っていたけど
爺なので少し疲労感があって、それだけで回避モードになって挫ける。
でも、まあいいさ。
自宅周辺の海辺もなかなかいい。
土曜日だし人出も多いしと自分を正当化してツーリングをやめる。
で、芦屋浜の岩壁でこんなシルエットで和んでます。
早くに出ると宣言していたので朝はベーグルと野菜スープ。
これも好きだからいいけどね。
でも、一旦外出する。
ヒロは中学の同窓会で神戸の布引ハーブ園へお出かけ。
毎度、段取りの悪い幹事主催なので帰って来たらボヤキ必至なのだけど。
尼崎のユニクロで限定価格の時に購入したEXドライストレッチアンクルパンツなどを引き取る。
すぐに帰ろうと思ったが梅田まで出てモンベルへ行く。
山に登る予定はないのだけど欲しいものがいくつかある。
そのうちの一つをほぼ衝動買いしてしまう。
ザックに入れて持ち運び出来て、ハイバックなので居眠りくらいは出来る、というチェア。
重さはほぼ1キロ。
イメージとしてはブロンプトンのフロントバッグに常時積み、
好きなところで缶ビールタイム
帰宅してデスク周り、衣類、靴箱の整理をする。
性分なので仕方ないけど靴が野放図に増殖する。
ランニングシューズ、トレッキングシューズ、たまに安物の革靴。
ソールの減ったHOKAクリフトン(2年使用、フルマラソン1回 ハーフ4回)と廃棄する。
ご苦労様、これを履いて走った四万十桜マラソンは僕のベスト記録です。
5年前あたりはメインの登山靴だったゴローのトレッキングシューズ。
いつのまに足型に合わなくなってきた。
汚れも取れにくい。
ことし買ったモンベルのミドルカットとザンバランの登山靴(ソールを貼り替えた)で事足りる。
購入したら使いたくなる。
通勤自転車で南芦屋浜(潮芦屋)の堤防まで行った。
コールマンほどの座り心地はないけれど座面が低くて楽。
ハイバックなので頭も預けられる。
空を見上げル感じ。
居眠りできるチェアです。
パッキングするとザックに楽に入る大きさ。
ブロンプトンなら常時携帯できる。
さて、どこで居眠りしようかな。
思えば1989年に自転車でイングランド、アイルランド、スコットランドを回ったときに、
何軒ほどのパブでビールを飲み、何時間ほど昼寝をしただろうか。
ヒロが同窓会で撮ってきた一枚。
神戸港町の画、なかなかの構図。