運転免許の更新、今回も優良ドライバー認定で5年更新した。
前回も書いたが次は66歳になる。
おいおい、と思わず口に出そうになる。
生きてるかな、なんてことも思う。
おまえはラッキーな男、と。
更新ハガキが届いてまた伊丹の更新センターに来られたら儲けものだね。
伊丹のJRと阪急の駅の間がかなり整備されていた。
両駅の間をあちこち歩きまわる。
ちょっとした小旅行みたいで楽しい。
伊丹は清酒発祥の地と呼ばれ、江戸時代、伊丹酒は上等の酒の代表格だった。
数知れずあった造り酒屋だがいまは2つが残る。
白雪で有名な小西酒造、老松酒造。
ついでに駅前の飲食街を歩いてみる。
激安の大衆食堂や昼から客が立っている立ち吞み屋があったりして楽しい。
「月山そば」という白蕎麦の古い蕎麦屋があったり、スープカレーの専門店があったり。
「丸美屋」という大衆食堂が賑わっていた。
昼の定食、海老フライと小鉢がついて420円!
朝食は8時半、さわらの西京焼きが旨い。
外観は伊丹の蔵を模しているのか。
内装は社会主義国の役所っぽい。
海外免許の申請したことを思い出した。
ハワイやアラスカ、そしてアメリカ東海岸で運転した。
正直、いまは海外で運転するなんて怖い。
いや、ハワイ島やアラスカなら大丈夫かな。
5年前の日記。
shioshiohidaneko.hatenadiary.com
平成35年なんてあるのだろうか?
JR伊丹駅前にある有岡城の城跡。
セルジオに問い合わせてここの城主だった荒木村重について知る。
信長への恭順と裏切り、毛利氏との内通。
戦国時代のどこかで聞いたようなありふれた話ではあるが地元だけに興味深い。
松永弾正の話を読んだばかりだからなおさらか。
村重はここから尼崎城へ下り、神戸の花隈城に移り、毛利氏の領地まで逃げた。
JRから阪急へと続く道。
伊丹産業と名のついた交差点。
小西酒造の板張りの蔵が残っていて、今は物産館やクラフトビール工場になっている。
小西酒造は元々は西宮の出。
もうひとつの酒造メーカー「老松」、ここも工場併設の直売所。
江戸時代には伊丹酒の番付筆頭の大関だった。
小西酒造は西宮の蔵で前頭でした。
新酒のにごり酒300mlを買う。
諸白という清酒発祥の地で濁酒を買う。
和漢酒文献類聚(享保年間版行、1716年)
東の大関に「老松」、西の大関はこのマーク…剣菱だろうか。
「白雪」はこの時点では前頭にある。
当時は伊丹が圧勝、継いで西宮、池田が続き、加茂や今津の地名が見える。
WIKIによると伊丹の酒は海に面して搬出に適した西宮、そして灘にしだいに追い上げられる。
歴史秘話ヒストリアみたいで楽しい。
ペットボトルで仕込み水を汲みに来る近所のおじさんたち。
宮水ではなく、丹水というのか。伊丹の丹。
小西酒造前のタリーズで珈琲ブレイク。
昼食はカレーパンと駅前商店街に「都そば」でコロッケそば340円也。
阪急伊丹から塚口、西宮北口と来て映画を見る。
「羊の木」@TOHOシネマ西宮、ポイントを使って観た。
URBAN RESEARCH DOORS で厚手のフランネルシャツを40%オフで購入。
フェルトのコースター、ドイツ製。
阪急で三宮へ。
石川武司トリオ with 山添ゆかをステージ正面の特等席で聴く。
まわりは初老の一人客ばかり。