ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2018/2/7 16年前を偲ぶ夕べ

今は2018年、16年前と言えば2002年である。

その年は2月にソルトレイク冬季五輪があった。

個人的には年収がかなり落ちこんだ年として記憶されている。

ソルトレイク五輪の仕事が決まっていたのだがドタキャンで外されたのだ。

2002年2月はひたすら暇だったわけだが、3月あたりから急転直下忙しくなる。

僕は45歳だった。

まだ多少の無理も効いたと思う。

 

ポスプロのチェックをして走ろうかと思ってたけどデジカムを持ち帰らなければいけない。

今日は走らず、明日の朝の撮影の準備をする。

年をとって変わったことは入念に準備をすることだ。

瞬発力やとっさの対応力は劣化しているだろう。

というか、経験がある分、とっさの対応だって出来るだろう。

でも、そういうエネルギーを使うのが嫌なのだ。

経験がある分、最悪のことまで考えてしまうので身が持たない。

若いときはそんなことまで考えなかった。

だからいっぱい手を出せたのだ。

 

星野仙一氏が阪神時代に毎朝モーニングコーヒーを飲んだ喫茶店に行く。

神戸市東灘区の住宅街にある。

星野氏がばあさんと呼んでいたオーナーは77歳、そんな歳とは思えない。

上品で人当たりのいい方でした。

半時間くらいのつもりが故人の縁で小一時間も話が続いた。

野球人ではない星野仙一像が浮かび上がってくる。

「散歩している途中に偶然見つけた、お気に入りの喫茶店。
 一杯のコーヒーとモーニングサービスを楽しむ姿は、どこにでもいる普通のおじさんだった。」

この店は時間割りで禁煙になる。

闘将も禁煙時間には店の外で煙草を吸っていたという。

f:id:shioshiohida:20180207174818j:plain

 

2002年、東京のハードワークから帰って来たときに編成Mと飲んだ店を再訪する。

f:id:shioshiohida:20180207202806j:plain

 

当時は並ばないと入れない店だった。

きょうはそれほどでもなく空いていた。

たまたまだろうか。

旬は過ぎたのだろうか。

味は変わらず美味しいかったから適度に空いてるのは嬉しい。

定番のモツのホイル焼きとなぜか絶品のもやし炒め。

f:id:shioshiohida:20180207192951j:plain

 

ねぎ焼き、豚玉のお好み焼き、ラストは目玉焼きダブルの焼きそば。

f:id:shioshiohida:20180207200137j:plain