今日は七草がゆの日。
鏡開きではないけれど鏡もちを使うので上にのっかっていた干支のわんこを自由にする。
朝、ジョギングしながらラジオで聞いた話。
市川中車の「瞼の母」という歌舞伎を観て思ったそうな。
主人公の忠太郎が道ばたで老婆を見つける。
「ばあさん、トシはいくつだ?」と尋ねると、
「わたしかい、わたしゃもう六十になるね」と
しわしわの顔でしゃがれた声で言うと会場がざわついた。
長谷川信がこの話を書いたのは昭和9年、
戦前、六十ならば立派な老人だった。
73歳の久米宏さんは言う。
「男の平均寿命は80.98歳だから、僕は正月を越せるのが
あと8回しかない。一桁になるとさすがに寂しい。」
そうか。
オリンピックならあと2回か3回、夏冬合わせても6回。
年男は1回あるだけか…。
久米さんは平均寿命とはそういうものでないと知って話をしている。
平均寿命とは今0歳の人間があと何年生きられるか、で
私たちの誰もが生きてられるという意味ではない。
今、〇〇歳の人が平均して何年生きられるかは余命という。
リンクしたこの表で平均余命がわかります。
(最新ではありません。今はもう少し延びてるはず)
73歳の平均余命はまだ13年ある。
で、自分の話。
60歳男子の平均余命は22.87年。
桜の花を22回見られる。
色づく紅葉も、初雪も。
健康で、致命傷を負わず、なんとかサバイバルすれば、だけど。
この数字をどう感じるか?
22枚の回数券か…。
20枚分買って2枚割引みたいな?
だから2枚分は好き勝手に使っていいかも。
でも、まだ身体が動くうちに。
そう考えるといろんなアイデアが思いつく。
思いつくってことは元気だってことか。
あくまで平均の話だけど。
「せりなずなはこべらほとけのざすずなすずしろ」
ごぎょうが出てこなかった。
「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ」
特番勃発の動きが急。
1月は多忙になるかもしれない。
年始気分でのんびり出来るのも今のうちか。
今日は終日自宅にこもる。
七草がゆを食べて午後からカレンダー市へ出かける。
卓上カレンダーを10個買う。
マッカラン友の会の時に買ってきた三重錦の生酒を味見してみる。
一本が去年の新酒、もう一本が一昨年のものとおばさんに聞いて買ったのだが…。
ラベルがまったく同じでどっちがどっちだかわからない。
もう一本は しぼりたて にすれば良かったかなあ。
夕御飯はハヤシライスでした。
夜にまた歴史物を観てしまう。
NHK | その時歴史が動いた 徳川家康・非情の天下取り ~大坂の陣・豊臣家滅亡の時~