図書館で借りてきた増田れい子さんの「独りの珈琲」を朝のトイレで読んだ。
増田さんのお母さんは明治生まれ、女性が蔑まれていた時代に生きてきた人です。
その人はハンドバッグに憲法の載っている手帖をひそませていたそうです。
「日本国民は、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」
とあります。
勇気が沸いてくる言葉が前文にたくさんあるそうです。
この本の初版は昭和57年、いま思えばいい時代だったと思います。
意味不明な総選挙、選挙カーの声が聞こえてくる平成29年の10月に思う。
さすが特異日、きょうは晴れだが夏のように暑い。
編集チェックのたまに出社するとデスクにみきゃんが坐っていた。
5時前にチェック、ダメ出しをして7時前に二度目のチェック。
走るつもりだったが今日も欲望に絡めとられてしまう。
足首の怪我から一ヶ月、全快したA部氏と立って吞むことに。
京阪電車で淀屋橋へ行って「わすれな草」に行こうとするも北浜で下車。
北浜の立ち吞みを新規開拓する。
二軒とも僕のチェックリストにあっていつか行ってみたいと思っていた。
結果、二軒ともアタリの店でした。
一軒目は和食の美味しいと評判の「かこも」です。
A部老師(写真左)と入り口すぐの端っこスペースに立つ。
ムカゴ素揚げに鯛あら塩焼きに舌鼓 北浜『かこも 北浜店』 : 立ち呑みダイエットの日々
メニューになかなかの献立が並ぶ。
生ビール小、老師は中を口開けとする。
つまみは厚揚げと青梗菜の含め煮、長崎産剣先イカのお造り、竹輪の磯辺揚げの3品。
みんな美味しい。
剣先イカのつくりは下足を塩焼きにしてあって嬉しい。
竹輪の磯辺揚げは青のりたっぷりで香り良し。
日本酒は150mlくらいの片口で2種類飲む。
久々の而今。
もう一軒は「北浜ダイナー」
人気店だがちょうど正面のカウンターに空きがあった。
A部氏がテンプラーニョのボトルをオーダーする。
ボトルワインは赤白スパークリングがすべて2480円均一で嬉しい。
仕事帰りにふらりとワイン 北浜『北浜ダイナー』 : 立ち呑みダイエットの日々
特製ホルモンの鉄板焼き、えびパン、名物ソース焼きそば。
これでボトルを飲み干す。
カウンターのスペースが奥行きがあって広くて嬉しい。
「かこも」「北浜ダイナー」もいちど来たいなと思わせる店でした。
走らずに食べちゃったけど満足したのでいいか。
このあたりには他にも「ひらやま」「ひさまつ」がある。
特に空いてる土曜日は狙い目。
梅田まで歩く。