「ジェームス山の李蘭」という小説があった。
「布引山のアカシア」もあっていいだろう。
ただ李蘭は中国人女性の名前、花の名前ではない。
五月晴れの日曜日、六甲布引へ行く。
さつきばれ、と読まないでください。
皐月晴れは旧暦ならば梅雨の晴れ間のこと。
新暦の初夏に続く青空は 「ごがつばれ」 というらしい。
二宮温泉で着替えてトレランのまねごと。
新神戸を経由して市ヶ原往復ラン8キロです。
なだれ落ちるような若葉緑と木漏れ日、眼福です。
身体にまでも初夏の光がしみこんできて光合成してしまいます。
こけてしまいました。
なんでもないゆるやかな登りの道でつまづいた。
前のめりにゆっくりと倒れた。
スローモーションのように膝をついて胴体、最後は顔面。
唇の上を地面(石があった)にぶつけた。
ひざを軽く擦りむいて、上唇にかすかな出血。
グーでゴツンと殴られてみたいな感じ。
昔、俳優の原田芳雄が話してた。
「最近、ちょっとの段差で転ぶんだよ。
すこし足をあげれば渡れると思うところが、
足があがってないんだな。
年を取るのはなかなかたのしいよ」
お目当ては布引のニセアカシアの群落。
市ヶ原への登山道ではあまり見かけなかったけど、
布引ハーブ園への道で高木に花を咲かせていた。
かつて市ヶ原手前に養蜂場があった。(今もあるのかな?)
最近はミツバチが激減しているらしい。
受粉できないと花が咲かないのでは?
六甲山ミツバチ やまみつ|六甲山ポータルサイト ROKKOSAN.COM
走った後は二宮温泉、そこから歩いて50歩の焼きそば専門店。
ハッピーアワーでサッポロ生が300円。
キャベツ満載の焼きそばで琥珀色の至福を流しこむ。
朝は野菜責め。
アカシアを求めて六甲市ヶ原トレランのまねごと。
明るいうちの至福
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長澤まさみと柄本だけかな