ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/10/1 ブロ再稼働

新しい月はぬるっと始まる。

昨日、帰宅したのは日付変更線を越えていた。

当然、目覚めは悪い。

バイオリズム低下で運動不足、加えて寝不足。

スッキリと目覚める材料はないのに…期待する方がおかしい。

つらつら考えるのは就寝前の過ごし様だ。

布団に入るギリギリまでパソコン(iMac)を使い続けているのは遺憾に思う。

良い睡眠のためには眠る1時間前には電源オフにするべきだ。

就寝30分前は読書か静かな音楽を聴くような過ごし方がいい。

そんなことを考えている。

 

10時に出社。

曇り空で涼しいかなと期待したが甘かった。

秋雨前線の下、じめじめした梅雨のような空気。

たまに日差しが出ると蒸し蒸しと暑い。

10月なのに…。

 

今日はA木のデジ撮影の手伝いをする。

ロッカールームに置きっ放しにしていたブロンプトンを組み立て空気を入れ直す。

土曜日とあって市民ランナーと中国人観光客で賑わう。

いや賑わうという表現より1レベル上の密度。

 

f:id:shioshiohida:20161001104732j:plain

 

体重が3キロ以上増えているのでしっかりと空気を入れた愛車ブロンプトン。

去年の11月に京都へ行ったとき以来だが、相変わらず乗り心地がいい。

f:id:shioshiohida:20161001104706j:plain

f:id:shioshiohida:20161001105056j:plain

f:id:shioshiohida:20161001114708j:plain

 

撮影終了後、汗だくのA木を誘い十三へ行く。

「博多青魚さばさば」で明日の確認、本通りの上等カレーを昼飯とする。

梅田に戻り「蔦屋書店」をひやかし、早めに帰宅する。

シャワーを浴びて畳の上で昼寝する。

 

夕食後、しばらくフィギュアスケートのジャパンオープンを観る。

9時過ぎからDVDで「悪人」(李相日監督)を観た。

「怒り」を観て、吉田修一の原作、脚本、同監督の演出の映画が観たくなった。

2010年9月公開、もう6年前になる。

公開時はまったく興味がなくスルーした。

f:id:shioshiohida:20161002000606j:plain

 

語彙が乏しくて申し訳ないが、キリキリと胸を締めつけてくる映画。

おまえは、いや、おまえに…人生と呼べるものがあったのか…と。

学生時代に家具配達のバイトで会った谷間の家に住む初老の女性をまた思い出した。

 

 世間でさかんに言われるように、出会い系サイトで会ったばかりの女を、

 本気で愛せる男なんておらんですよね? 

 愛しとったら、私の首を絞めるはずがないですもんね?

 でも、あんな逃げ回っとるだけの毎日が……、

 あんな灯台の小屋で怯えとるだけの毎日が……、

 二人で凍えとっただけの毎日が、未だに懐かしかとですよ。

 ほんと馬鹿みたいに、未だに思い出すだけで苦しかとですよ。

 きっと私だけが、一人で舞い上がっとったんです。

 佳乃さんを殺した人ですもんね。私を殺そうとした人ですもんね。

 世間で言われとる通りなんですよね? あの人は悪人やったんですよね? 

 その悪人を、私が勝手に好きになってしもうただけなんです。

 ねぇ? そうなんですよね?

 


映画 『悪人』 予告編 プロモ映像

 


ステキな金縛り[予告]

f:id:shioshiohida:20090901104349j:plain