ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/9/22 ね、慟哭って知ってる?

台風一過、夙川公園にも爪あとが…。 

涼しい。

でも3キロほど走ると汗が噴き出る。

iPadで浜村淳が「怒り」のネタバレ解説してるのを聞きながら走る。

千葉に住む洋平と愛子のセリフも当然ながら大阪弁である。

宮崎あおい「おとうちゃん、わたしな田代くんのこと好きやねん」

渡辺謙「そやけど、あいつ得たいの知れんとこあるさかいな、気いつけや」

 

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何やらエスニックな香りが漂ってくる。

 

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きょうは野菜たっぷりで。

我が家で グッチ菜 と呼んでいる料理。

ゆでた大量のもやしとニラに豚肉ミンチがかけてある。

五香粉(ウーシャンピン)というスパイスとオイスターソースで味付けしてある。

美味しいのでワシワシと野菜を摂れる。

なぜグッチ菜というかと言えばグッチ祐三がテレビ番組で紹介していたレシピだから。

もちろん正式名称ではない。

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新しいプロスポーツリーグが開幕。

バスケットは年に数回しか見ない。

NBAファイナルとWリーグの決勝。

男子は特に目が肥えてしまった。

ハードルが高い。

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映画「怒り」に心奪われた。
シネコンを出たその足で買ってしまった解説本。
吉田修一の本が読みたくなった。
おそらく「パークライフ」と「横道世之介」しか読んでない。
嫁は「怒り」を読売新聞連載のときに読んだらしい。
僕はまだ新聞の連載小説を読み通したことがない。
一日文庫本で3ページくらいずつ読むのってどうなんだろ?

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界

小説怒りと映画怒り - 吉田修一の世界

 

 

李相日監督は役者を追いこむのが持ち味だそう。
熱演だった宮崎あおいとの会話。
李「慟哭って知ってる?」
そのあとに抽象的な言い回しや喩え話をした。
彼女はだまって聞いていた。
そして、ぽつりと一言。
「やってみます。」

 

こうなった。

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巻末に吉田修一全作品の解説がある。
真魚八重子という人の解説文が秀逸。
最新作の「橋を渡る」とフォトストーリー「うりずん」
この2冊が読みたくなった。