ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/7/28 ありふれた季節 just another season

夏の朝の美術館。

朝食前に自転車で5分の大谷美術館へ行く。

川村悦子展@西宮市大谷記念美術館(〜7/31)

開館とほぼ同時に入場。

小一時間、静謐なひとときを過ごす。

展覧会のタイトルが「ありふれた季節」

日常を流れていく、何でもない季節をキャンバスに写した。

川村悦子さんは滋賀県出身の画家。

代表作のハスの画は琵琶湖水生植物園で見たハスだという。

文章が上手な人でパネルの前でしばらく読み入ってしまう。

「ありふれた季節」を英語で just another season と訳した。

美術館の庭園を一廻りする。

紫色の大きな花が咲いていた。

熱帯の森でアゲハチョウが舞っているかような。

シコンノボタン(紫紺の牡丹)と書かれたプレートがあった。

またひとつ花の名前を覚えた。

水琴窟がびよーんと涼しげな音を立てていた。

 

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