夏の朝の美術館。
朝食前に自転車で5分の大谷美術館へ行く。
川村悦子展@西宮市大谷記念美術館(〜7/31)
開館とほぼ同時に入場。
小一時間、静謐なひとときを過ごす。
展覧会のタイトルが「ありふれた季節」
日常を流れていく、何でもない季節をキャンバスに写した。
川村悦子さんは滋賀県出身の画家。
代表作のハスの画は琵琶湖水生植物園で見たハスだという。
文章が上手な人でパネルの前でしばらく読み入ってしまう。
「ありふれた季節」を英語で just another season と訳した。
美術館の庭園を一廻りする。
紫色の大きな花が咲いていた。
熱帯の森でアゲハチョウが舞っているかような。
シコンノボタン(紫紺の牡丹)と書かれたプレートがあった。
またひとつ花の名前を覚えた。
水琴窟がびよーんと涼しげな音を立てていた。
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