きのう映画「シング・ストリート」を観た。
舞台は1985年、不況下のダブリン、主人公は高校生たち。
1989年にアイルランドを自転車旅行した。
西の果て、ディングル半島で同じ宿に泊まっていたダブリンの女子高生たち。
ゲール語を教えてもらった。
もう27年前、彼女らも40半ば、しっかりお母さんになってるだろうな。
巨泉堕つ。
以前に日記に写したこんな教訓を思い出す。
ロイド・シェアラーという人が「幸せな人生への手引き」(A GUIDE TO A HAPPY LIFE)
という哲学的な評論を書いていて大橋巨泉が訳し著書に載せている。
その中にあったいくつかの戒めを思い起こした。
狂信的信者を避けよ。彼らはユーモアを解さない。
彼らとは理性的な議論が出来ない。
怒りっぽい人やもめごとの好きな人は避けよ。そういう人は執念深く復讐心が強いものだ。
人に助言を与えることにも用心深くしよう。
賢い人はそれを必要としないし、愚かな人は心に留めないだろうから。
若い人に優しく、年寄りや困っている人に同情的で、弱者や道を誤った人には寛容であれ。
人生のどこかで、自分もその一人だったか、またそうなるかも知れないから。
タモリ、おまえの番組に出てやる、でおなじみの巨泉さんが亡くなった。
かつて、大橋巨泉のものまねをしていたコージー富田の口調をまねて一言。
巨泉 お前を追悼してやる。