寝起きがぼんやりしてスッキリしない。
Yahoo! や Facebook には僕らの世代を狙い撃ちするように健康サプリの広告が載る。
ご同輩も睡眠にはお悩みのようだ。
聞くところによると椎名誠氏は慢性的な睡眠障害らしい。
35年間、不眠症。 のコピーが凄い。
あの行動的で豪快に見えるシーナさんが不眠症だったのか…。
ぼくは幸いそうではない。
でも、年を追うごとに、朝、スッキリ!は失われつつある。
絶好調に日は滅多に無いということだ。
特にお酒を多めに遅くまで飲んだ時はダメだ。(当たり前か?)
今朝もぼんやりして気力がない。
きのう夕御飯を食べてからソファで2時間近く居眠りした。
おかげで就寝が2時過ぎになった。
睡眠時間の合計は7時間あるのだが…。
ちゃんと寝ないとダメみたいだ。
起き抜けに最初にするのは過去の同じ日付の日記を読み返すこと。
ことし2月から「ぷよねこ減量日記 〇年前のきょう」に移植しながら読む。
ひそかな楽しみだが何だか後ろ向きだなあと思って6月からやめた。
それでも習慣になってしまい、たまに小一時間もかけて〇年前のきょうを読み続ける。
そもそもはFacebookの余計なお世話「過去のこの日」のおかげである。
朝、湾岸周回を5キロ走る。
空気が濃密で少し蒸し暑い。
去年の今頃は信州にいて、安曇野ハーフマラソンを走った。
今年は意気込んで「乗鞍天空マラソン30キロ」にエントリーした。
しかし、仕事で編成M氏がきょうD.N.S.を宣言、他のメンバーも右に倣えで遠征中止にする。
僕も練習不足、痛風、手元不如意などの理由で安堵する。
もちろんエントリー料を無駄にしたのは痛いけど、いくら払ったかは忘れよう。
やるべきことがなかなか進まない。
追いこまれるまでやらないのは死ぬまで治らない。
東北森吉山への登山計画がある。
取材スケジュールの変更で9日出発のマイレージ予約が出来なくなる。
やむなく10日出発分の秋田便を予約する。
青森便にしたかったが伊丹-青森は何故か満席で予約がとれない。
出社して諸々の打合せ。
痛風痛(?)で足指がチクチクするのに京橋独酌。
京屋でそば水割り、湯豆腐、アジフライ。
吉野家で牛皿麦とろ定食と冷酒。
…今月初めての映画「64(ロクヨン)前編」@MOVIXあまがさき
20時20分からのレイトショー、客は15人くらいだろうか。
原作を読む前にNHKのドラマ(6話)で見てしまい本は読まず。
映画が面白いという話を聞いたので観ようと決めた。
僕はこの64という物語や漂い雰囲気が好きなのかもしれない。
「ちはやふる」と同じく前後編の2部構成で公開。
ミステリー前編だけ見てどうすんの?って憤りはある。
ま、あらすじは知っているので。
主人公の三上広報官、ドラマはピエール滝、映画は佐藤浩市。
娘を誘拐犯に殺された雨宮、ドラマは段田安則、映画は永瀬正敏。
うーむ、前編見終わった感想から言えば、NHKドラマに軍配、かな。
先に見ただけにドラマ有利なのだが全体の世界観はドラマがいい。
キャストは好き嫌いがあるので置いといて、先ず音楽だろう。
ドラマは大友良英、やっぱあのノイズの使い方が好きなんでしょうね。
主人公は佐藤浩市でもありだと思った。
記者クラブのリーダー秋川はドラマは永山 絢斗(けんと)、映画は瑛太。
二人は兄弟らしい。
ほとんど区別がつかない。
強いて言えば弟の方が青臭い正義感が出てていいかな、と。
ドラマで同じ新聞社の東京本社から送られてくる先輩記者がいる。
尊大でヤな奴なのだがドラマで堀部圭亮が演じていた。
会見で秋川からマイクを奪い、「おまえら県警にどんな教育してんだ、あ?」
これが抜群のハマリ役だった。
映画は後編しか出てこないが誰が演じるのだろう。
雨宮も段田安則の方が憔悴感があって粘着質でいいな。
テレビドラマのアートワークはこんな感じでした。
雨には降られず。
23時半に帰宅。