ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/5/17 映画二本立て

行動メモ 快晴続く予報 3キロだけ走る 朝から鯛めし TOHOシネマで映画二本立て

     「ズートピア」 試写会「サウスポー」 明日の一泊二日のパッキング

 

緑の季節極まれり。

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名も知らぬ花なれど満開。

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ハマナスもそろそろ終わり。

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鯛めし。

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「ズートピア」@TOHOシネマ西宮

素敵でチャーミングで、自分以外の出来るだけ多くの人に見て欲しいと思った映画

なぜかって?

見たらわかります。

映画として面白くて完成度が高くて単なるエンターテインメントに終わらない。

あえて強いメッセージをこめた。

説教くさく感じるかどうかは見る人次第だけど僕はこの映画の心に賛同する。

子供たちが見るアニメだからこそ、大切なメッセージをこめる。

その文化度こそが僕らが憧れたアメリカだった。

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 ストーリーやサスペンスドラマとしてのトリックはどこかで見たような気がする。

それでも退屈せずに入りこめるのは脚本の勝利だろう。

 

主人公の新米警察官ジュディが田舎からズートピアへ列車で向かう。

自分が大学生の時にアジア、中東経由でロンドンのビクトリア駅へ行った時のことを思い出す。

生まれて初めて降り立った異国のターミナル駅。

なんか雰囲気似てるんですよ。

映画の内容とはまったく関係ないのですが。

 

僕が背中を押されたのは愛読している2つのブログの推薦レビュー。

トラックバックさせてもらいます。

きっかけは「一日の王」、見たいと思わせてくれます。

映画『ズートピア』 ……「あきらめない」が信条のウサギ警察官が活躍する傑作…… - 一日の王

ダメ押しは「特別な一日」、名解説です。

強力なアンチ・ヘイト映画『ズートピア』 - 特別な1日(Una Giornata Particolare)

 

 

フードコートでちょい早めの夕食。

二本目は同じシネコンで試写会「サウスポー」@TOHOシネマ西宮

ヒロが応募したら当選した試写会。

ジェイク・ギレンホールのボクサー映画。

共演がレイチェル・マクアダムスだったので是非ものと乗っかる。

地域の読売新聞主催なので客層が高く、どこか雰囲気も違和感あり。

18時半の開演でTOHOシネマ西宮の大きなハコは満席にならず。

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怒りをエネルギーに変えて戦う施設上がりのボクサー。

絶頂期、その怒りを抑えきれず事件が起こり最愛の妻を失う。

彼から去って行くプロモーターやトレーナー、残されたのは幼い娘一人。

そこからの復活物語。

 

色っぽいバージョンのレイチェルを見たい人はお薦めかも。

僕は知性派&不憫なバージョンが好きなのですが。

『サウスポー』レイチェル・マクアダムス本編特別映像

 

まあそれなり、でした。

試写会でよかったという感じ。

この手の映画はクライマックスはリングの死闘。

そのシーンよりもそこまでの物語が重要だと思う。

うーむ、心動かなかった。

死んだ嫁のことも、娘のことも、ボクサー自らの人生にも。

 

なぜかモテ男のジェイク・ギレンホールが肉体改造して “やってみたかった” 映画。

そんな感じ。

「嫁の役はレイチェルにしてくれ」

「トレーナー役はフォレスト・ウィテカーがいい。」

「子役にいい娘いないか?」

なんて感じでね。

主人公は右利きでオースドックススタイルで戦う。

意味深なタイトル?

と思うでしょ。

クライマックスでわかるんだけど、わかっても、ベツに、って感じ。

わざわざタイトルにするほどでもないような。

作品としては平凡でした。

でも、「ズートピア」はよかった。

きょうはそれだけで満足。