ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/4/27 アカシアの喪失

街角に、公園にいま一年で一番花が多い季節だ。

ツツジ、マロニエ、ヤマブキ、小手毬、レンギョウ、ジャスミン、チューリップ、ラベンダー…。

そして、My most favorite  ニセアカシアも咲き始めた。

国道43号線沿いの多聞ビルにあるニセアカシアの木は15メートルくらいある高木。

たわわにクリーム色の花を咲かせている。

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ニセアカシアといえば海沿いにあった菊池貝類館の庭だった。

去年の夏、貝類館取り壊しとともに伐採されてしまった。

五十代になって毎年なにかを失うが、このアカシアの喪失感は大きい。

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結婚する前は花の名前なんてほとんど知らなかった。

朝食はパンと手作りハンバーグでした。

目玉焼きは嬉しい。

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石造りのレトロな多聞ビル。

今はまったく使われていないようだが…取り壊しになったらアカシアも消えるのか。

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たわわに咲いた?という表現でいいのだろうか。

数年前に見たモノクロのポーランド映画『木漏れ日の家で』のラストシーン。

主を亡くした森の中の一軒家からカメラがゆっくりとクレーンアップする。

やがて、カメラは視界いっぱいに満開のニセアカシアを映し出す。

ポーランドの夏、どこまでも続くアカシアの森が美しかった。

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この季節、鼻腔をくすぐるもう一つの花、ジャスミンです。

JR西ノ宮駅の駐輪場近くに咲いていた。

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ニュースデスク二日目。

甲子園は雨天でも強行するようだ。

4月から勤務報告のシステムが変わった。

派遣法とかでいろいろ制約があるのだろうけど年々窮屈になっていく。

つくづく僕らは幸せな時代に生きていたのだと遠くを振りかえってしまう。

 

奇数年が厄年なのだろうか?

去年、2015年は藤原岳下山中に転倒、首に枝が刺さった。

2013年は撮影中に転倒、脳しんとうで救急搬送された。

偶数年は…と思い起こすと、2010年はアメーバ腸炎になった。

2012年は左肘の肘部管症候群でバイパス手術をした。

こうして書くと、大丈夫か? と不安になる。

振り返るな、だ。
怪我と病気。奇数が怪我、偶数が病気?