ぷよねこ減量日記 since 2016

結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがいのないその時間 である。 (星野道夫)

2016/4/13 ひとつ外国ってやつに…

朝7時に起きるがソファで二度寝してしまった。

4月に入って2週間、規律がゆるんでいる。

吉野山5時間ウォークのダメージはそこそこ残ってるのは否めない。

朝の運動はせずに朝食食べて家を出る。

雨の予報なのでストームクルーザーをバックパックに詰める。

昼イチでニュース斑会、あすリートのネタ探しのローラー作戦、

フィラーの編集準備、あすリートの編集チェックなどなど。

飲む予定は無かったがナレーション原稿を書き終えたA部さんに誘われ天満飲み。

「大安」のメニューがあらかた終わっていたのでもう一軒。

「マッスルホルモン」で僕はホッピー、A部氏は赤ワインを吞む。

確かにホルモン串に赤ワインは合う。

台湾に行ってみませんか? と誘う。

関川夏央の文庫本「貧民夜想会」をトイレに置いているせいだ。

あの本にこんなセリフがあった。

 

「どうかね、ひとつ外国ってやつに行ってみないかね、

   実はパスポートはとうに作ってあるんだが…。」

貧民夜想会 (文春文庫)

貧民夜想会 (文春文庫)

 

 もちろん僕もA部氏も外国に行ったことがある。

ご多分に漏れず学生時代にバックパッカーだった。

僕はアジアとヨーロッパ、A部氏は南米、訪れた異国は少なくない。

還暦近くなって、外国ってやつに行き、路地に迷い、怪しげな酒場で飲むのも悪くない。

幸い二人とも台湾島には行ったことがない。

ただ、僕のパスポートは5年前に切れていた。

 

「マッスル」のお勘定は予想以上に高かった。

千円払ってあとはご馳走になる。

ハシゴ酒する資格なし。

霧のような雨が僕を責める。

 

追記:そもそも僕が行きたいと思ったのは台湾ではなくチンタオだった。

   昔見た香港映画「海洋天堂」の舞台がチンタオ(青島)だった。

   ヨーロッパ風の街並と緑と海が調和していい雰囲気の街だった。

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   グーグルマップで見て驚いた。

   かつてのドイツ占領地で、第一次大戦後に日本統治となった。

   (終了直前にちょっと参戦しただけでしたが…)

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   この写真を見て行きたいなと思ったのと、最近日本に大挙して押し寄せている

   爆買い中国人のホームにこっちから行ってやろうじゃないかと思った次第。

   そんな元気ないけどね。

   中国本土は20世紀最後くらいに大連と瀋陽に旅番組の取材で行ったことがある。

   あれからどう変わったのか。

   チンタオも760万の大都市なので疲れるだけかも。