朝7時に起きるがソファで二度寝してしまった。
4月に入って2週間、規律がゆるんでいる。
吉野山5時間ウォークのダメージはそこそこ残ってるのは否めない。
朝の運動はせずに朝食食べて家を出る。
雨の予報なのでストームクルーザーをバックパックに詰める。
昼イチでニュース斑会、あすリートのネタ探しのローラー作戦、
フィラーの編集準備、あすリートの編集チェックなどなど。
飲む予定は無かったがナレーション原稿を書き終えたA部さんに誘われ天満飲み。
「大安」のメニューがあらかた終わっていたのでもう一軒。
「マッスルホルモン」で僕はホッピー、A部氏は赤ワインを吞む。
確かにホルモン串に赤ワインは合う。
台湾に行ってみませんか? と誘う。
関川夏央の文庫本「貧民夜想会」をトイレに置いているせいだ。
あの本にこんなセリフがあった。
「どうかね、ひとつ外国ってやつに行ってみないかね、
実はパスポートはとうに作ってあるんだが…。」
もちろん僕もA部氏も外国に行ったことがある。
ご多分に漏れず学生時代にバックパッカーだった。
僕はアジアとヨーロッパ、A部氏は南米、訪れた異国は少なくない。
還暦近くなって、外国ってやつに行き、路地に迷い、怪しげな酒場で飲むのも悪くない。
幸い二人とも台湾島には行ったことがない。
ただ、僕のパスポートは5年前に切れていた。
「マッスル」のお勘定は予想以上に高かった。
千円払ってあとはご馳走になる。
ハシゴ酒する資格なし。
霧のような雨が僕を責める。
追記:そもそも僕が行きたいと思ったのは台湾ではなくチンタオだった。
昔見た香港映画「海洋天堂」の舞台がチンタオ(青島)だった。
ヨーロッパ風の街並と緑と海が調和していい雰囲気の街だった。
グーグルマップで見て驚いた。
かつてのドイツ占領地で、第一次大戦後に日本統治となった。
(終了直前にちょっと参戦しただけでしたが…)
この写真を見て行きたいなと思ったのと、最近日本に大挙して押し寄せている
爆買い中国人のホームにこっちから行ってやろうじゃないかと思った次第。
そんな元気ないけどね。
中国本土は20世紀最後くらいに大連と瀋陽に旅番組の取材で行ったことがある。
あれからどう変わったのか。
チンタオも760万の大都市なので疲れるだけかも。